家具と庭に囲まれて豊かな暮らしを想像するカフェ
古いものを大切に生かす『NI to WA』へ行ってきました 西宮市
いつかはこんな家に住みたい、こんな家具が欲しい、こんな生活がしたい‥と思い浮かべたことがある人はたくさんいるのではないでしょうか。 [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
JR西宮駅南口から2号線沿いを東に少し歩いたところに、突然現れる小さな雑木林が目印のかわいいカフェ。ここは、誰もが夢見る豊かな暮らしのはじまりを提案してくれるショールーム・カフェ「NI to WA」です。
光がたくさん入る明るい店内は、築50年の古民家をリノベーションしたものだそう。古い日本家屋とヨーロッパ各国やアジアなどのアンティーク家具が馴染むように、壁にはナチュラルカラーの漆喰やモルタルが施され、どこかモダンな雰囲気にも。
置かれている家具や照明はすべて購入可能。フランスやオランダで買い付けた年代物の家具を実際に見て、触って、使ってみて、家に合うかどうかを考えられるのはありがたいシステム。
中央には小さなパティオ(中庭)があり、どこからも自然が楽しめるように大きな苔玉が配置されています。苔玉には数々の球根や苗が仕込まれているので、季節が変わるごとに次々と新しい芽が開き、花が楽しめますよ、とのこと。
運営するのは隣にある河原工房で、リフォームや古民家再生などを手掛けているだけあって、日本の住宅に合わせた家具の提案や店の前庭や中庭のような“見せる”エクステリアも得意。なるほど‥小さな空間づくりが上手なのも納得です。
代表の河原さんはデンマークに在住していたこともあり、北欧のデザインやものづくり、ていねいな暮らしなどを肌で感じてきました。その経験と共に日本の良さを見直し、生かす生活スタイルを伝えたいのだとか。
もちろんカフェ使いだけでも大歓迎。中庭を眺めながらいただくコーヒーや紅茶は北欧を中心としたヴィンテージカップでサーブされるのも魅力。1950年代頃のぬくもりが感じられるカップのデザインに癒され、よりいっそう穏やかな気持ちになれます。
毎日焼き上げる手作りケーキは優しいママの味。季節の果物を使ったものや焼き菓子なども揃います。午後になると近くの会社に勤める人たちが休憩にやって来て、会話を楽しみながらお茶とケーキを食べてリフレッシュする姿も見られましたよ。
どこか懐かしいほっとする空間、日々の忙しさを少しだけ忘れて‥やさしい時間を過ごしに訪れたくなる場所です。
- 場所
- NI to WA
(西宮市松原町9-1 )
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