米の可能性を最大限に引き出して

沢の鶴×ヤンマー「酒米プロジェクト」開発商品　第3弾発売

沢の鶴株式会社（神戸市灘区）は、農機大手のヤンマーと共同で開発した『沢の鶴X03（エックスゼロスリー』を3月16日から数量限定で発売中です。

同商品はヤンマー株式会社と2016（平成28）年から取り組んでいる「酒米プロジェクト」で開発された米を使用した日本酒の第3弾です。今回のテーマは「醸造の進化」。「X01」「X02」で追及した酒米作りの一歩先を目指し、醸造の進化によって米の可能性を最大限に引き出すことで、同一の原料米でありながら、異なる味わいの3種類の日本酒が完成したそう。

昨年、四季醸造蔵「瑞宝蔵」の大規模なリニューアル工事を行ったことで「醸造の進化」が可能になったそうです。また、原料米の栽培は、ドローンを導入し、リモートセンシング（遠隔からの観測）でX03すべての圃場を管理しており、酒米の生育状態をマップ化することで、育成状況を確認することが可能になったとのこと。肥料や水にアンバランスがある箇所などをピンポイントで識別することで、必要な部分に必要な対応ができるため、均一に品質の良い米にすることを実現したそうです。

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