最先端の科学に触れる

『西宮湯川記念科学セミナー』　西宮市

　西宮市在住・在勤・在学の人を対象にした特別企画『西宮湯川記念科学セミナー』が12月7日と14日の2回シリーズで開催される。

　同セミナーは、日本人で初めてノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹博士が、ノーベル賞の対象となった「中間子論」を構想した際、同市に住んでいたことにちなみ実施される。また、基礎科学に対する正しい認識と、科学する心を育てることを目的に、専門家を招き最先端の科学を分かりやすく解説。

　今回は、京都大学大学院理学研究科教授・萩野浩一さんが「超重元素の世界：ニホニウムの先にあるもの」、大阪大学大学院理学研究科教授・橋本幸士さんが「ディープラーニングと物理学」をテーマに最先端の科学を分かりやすく解説する。そのほか第1回セミナー（12月7日）開始前に、「西宮湯川記念賞贈呈式」が行われる。贈呈式では受賞者の研究内容についての講演も予定しており、最先端の物理学研究に触れられる。

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