“初めてカメラを持った。見えてきたのは、自分だった”

元町映画館『モトプロ映画祭2019』神戸市中央区

　元町映画館（神戸市中央区）で4月20日、同館の人気講座「池谷薫ドキュメンタリー塾」から生まれた映像制作サークル「元町プロダクション（通称 モトプロ）」によるイベント『モトプロ映画祭2019』が開催される。

　2018年2月に結成したモトプロは、池谷さんの講義を聞いた参加者が「実は私も撮ってみたいものある」と打ち明けたのをきっかけで誕生。経験・年齢不問で関心があれば誰でも参加でき、「他者にカメラを向けることで、自分を見つめる」をモットーに活動している。メンバーは各自のテーマに向き合い、人生初の映画制作に取り組んできた。その活動は新聞やテレビでも取り上げられ、注目を集めているという。

　初めての発表の場となる今回の映画祭のキャッチコピーは「初めてカメラを持った。見えてきたのは、自分だった」。石倉悦子監督の『妹は、ピンクがお好き！』、赤松敏博監督の『お元気ですか？ ～西宮甲寿園の人々～』など7人の作品が上映される。各作品上映後に監督による舞台挨拶も実施予定。現在、元町映画館で前売り券を販売中（当日券あり）。

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