安土・桃山時代 明石地域の城跡の出土資料を展示

『発掘された明石の歴史展 明石の中世Ⅱ 戦国時代の城館』　明石市

　明石市立文化博物館（明石市上ノ丸）で現在、『発掘された明石の歴史展 明石の中世Ⅱ 戦国時代の城館』が開催されている。12月4日まで。

　同展は市内の発掘調査によって出土した資料を中心に取り上げ、そこから明らかにされた先人たちの暮らしぶりを広く知ってもらう機会として開催されているシリーズ展。

　24回目を迎える今年は、「明石の歴史展 明石の中世Ⅱ 戦国時代の城館」をテーマとし、武士が領地をめぐって争いを繰り返した室町時代から安土・桃山時代にかけての明石市内及びその周辺の様子を紹介。この時期は武士が領地をめぐって争いを繰り返した時代で、戦いに備えた城郭が各地につくられ、明石地域でも端谷城や枝吉城、下津橋城、魚住城、船上城などがあり、これまでの発掘調査で城に関する遺構や遺物が出土している。こうした城跡などの出土資料から、室町時代から安土・桃山時代の明石の歴史的位置付けを明らかにする。

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