淡路島・出雲・高千穂 三大神話の郷に伝わる神楽の競演

伊弉諾神宮『第9回 三大神話神楽祭』　淡路市

淡路市多賀の伊弉諾（いざなぎ）神宮で9月22日、『第9回 三大神話神楽祭』が開催される。チケットは公式サイトにて発売中。
　
　日が落ちる頃、伊弉諾神宮境内のかがり火に照らし出された特設舞台で、笛・太鼓の音に合わせ、出雲（島根県）・高千穂（宮崎県）から招かれた神楽「出雲神楽」「高千穂の夜神楽」と淡路島国生み伝承の神楽「創生国生み神楽」の三大神話神楽が競演。

　アマテラスオオミカミの弟、スサノオノミコトが8つの頭を持つヤマタノオロチを倒す場面を勇壮な舞で表現する「出雲神楽」、アマテラスオオミカミが隠れる天岩戸をタヂカラヲノミコトが探し出し、岩戸を開く神話の世界を題材にした「高千穂の夜神楽」、淡路島に伝わる国生み神話を題材にしたイザナギノミコトとイザナミノミコトの2神から生み出された島々を地域の子どもたちが演じる「創生国生み神楽」などが厳かに上演される。

　また、22日～25日に、境内で淡路島・出雲・高千穂などの国生み神話ゆかりの地が出展する「ええもんうまいもん市」が開かれる。

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