貴島明日香×奥田麻弥子×廖莉玲　特別対談

イベントや活動、商品を通して「神戸をもっと盛り上げたい！」と意気込む3人の特別対談が実現。「神戸×ファッション」をテーマに、熱くトークを繰り広げてくれました。

貴島　まず、奥田麻弥子さんに。今日も素敵なパールのアクセサリーがたくさん並んでいますが、真珠にかける想いや情熱を聞かせてください。

奥田　真珠って「冠婚葬祭」のイメージが強くて、フォーマルなシーンでしか使わない方も多いと思うんですが、私は真珠を日常的にもっと使ってほしくてパールを主体にしたジュエリーを作っています。真珠って、産地や貝の大きさで全く表情が異なるんですよね。1つの貝にたくさん真珠が入っているものもあって面白いですよ。

廖　今日ここにあるアクセサリーも個性的なものが多いよね。

奥田　ありがとうございます。例えば黒真珠も、ハッとするほど真っ黒なものからグレーっぽいものまで幅広くあるんですよ。カジュアル使いにぴったりなものも多いので、もっと皆さんにも気軽につけてもらいたいなって思っています。

貴島　確かに真珠って「お母さんが着けているもの」とか、少し上の世代の方が着けているイメージがありました。でも今日こうやって奥田さんが手掛けているパールジュエリーを見て「こんなにオシャレなものがあるんだ！」って衝撃を受けました。神戸は世界でも有数の真珠加工地で、シェアもトップクラスだそうですね。

奥田　そうなんです。養殖真珠に初めて成功したのが三重県の鳥羽なんですけど、世界でも真珠の需要が高くなて来た時に、鳥羽に近くて国際的な貿易港である神戸港が注目されたんです。それをきっかけに「神戸＝真珠の街」と言われるようになったそうです。

貴島　真珠ってずっと大切にできるし、幅広い世代に愛されているんだな、ということを今回改めて感じました。

奥田　誰が着けても似合うし、その人の魅力を引き立ててくれるジュエリーだと思います。顔回りもパッと明るくなるからおすすめですよ。

貴島　廖さんは今回奥田さんとコラボされてみて、いかがでしたか？

廖　麻弥子ちゃんのデザインはカジュアルにでもいけるし、フォーマルな時も上品に取り入れられるんですよね。私もやっぱり真珠って母親世代が着けるものというイメージが強かったけど、麻弥子ちゃんのジュエリーを一目見て「なんてかわいいデザインなの！」と感動しちゃって。だから今日こうやってコラボすることができて、すごく嬉しいです。

奥田　どんな時にパールジュエリーを取り入れたくなりますか？

廖　私もいろいろなファッションを楽しむんですけど、シンプルなファッションの時に麻弥子ちゃんのアイテムはポイントとして取り入れたいなと思います。今回、この素敵なジュエリーをただ単にディスプレーするんじゃなくて、お花と一緒に飾ったらすごく素敵なんじゃないかということで話が盛り上がって、コラボが実現しました。

貴島　お花と真珠。どちらも日常的に身の回りにあったらいいな、と思うものですね。

廖　そう！お花と真珠って実は切っても切れない関係のものかと思っています。私のお店は北野町にあるんですけど、普段は山のほうまで中々訪れることができないお客様もいらっしゃるし、麻弥子ちゃんのアイテムもポップアップとオンラインでしか普段は見ることができないから、今日こうやって三宮でコラボさせていただけたのはすごく良い機会をいただいたと思っています。

奥田　実際に手に取って見ていただける機会って少ないので、素敵なお花がいっぱいの空間でポップアップショップをオープンできて本当に幸せでした。

貴島　今の季節にもぴったりな空間ですね。

廖　せっかくクリスマスシーズンだし、真珠にも映えるようなイメージにしました。お客様もたくさん写真を撮ってくださったり、褒めてくださって感謝しています。

貴島　神戸はファッションの街でもありますが、こうした新しい取り組みやデザインがもっと誕生して神戸以外にも発信されていけばいいなと思います。私も神戸出身のモデルとして、ファッションで神戸を盛り上げていきたいですね。

廖　もっともっと神戸の魅力を知ってほしいよね。メリケンパークとか海側もデートスポットとして人気ですし、北野町も新しいショップがたくさんオープンしたりしてオシャレになっているから、海と山、両方の魅力を持つ神戸を私たちも盛り上げていきたいです。

奥田　神戸には素敵な人もたくさんいるので、街と人、どちらも愛される街にしていきたいですね。