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映画『エレファント・ソング』
失踪した精神科医と愛に渇望した1人の青年マイケルが繰り広げる心理劇『エレファント・ソング』が7月18日(土)に公開される。上映期間は、8月7日(金)まで。
世界の映画界から熱視線を浴びるグザヴィエ・ドラン。監督だけに留まらず、俳優としても評価の高い彼が脚本を読んで「マイケルは僕だ。この役を僕に演じさせてほしい」と出演を熱望したという。人々を翻弄しつつも痛々しいまでに愛を求める青年マイケルを熱演している。
また、元町映画館(神戸市中央区)ではグザヴィエ・ドラン監督の全作品を上映する『グザヴィエ・ドラン監督特集』が開催されている。「Cafe Cru」による同作をイメージしたスペシャルメニューも登場する。
<ストーリー>
美しい青年・マイケル(グザヴィエ・ドラン)。14歳のときオペラ歌手である母が目の前で自殺し、その後から精神病院に入院している。ゾウにまつわるあらゆることに異常なまでの執着を示し、彼は病院で一番の問題児とされていた。ある日、彼の担当医であるローレンス(コルム・フィオール)が失踪してしまう。手がかりを知るのはマイケルだけ。彼に事情を聞くと、話をする代わりに条件を提示した。僕のカルテを読まないこと、ご褒美にチョコレートをくれることを約束すること、看護師長・ピーターソン(キャサリン・キーナー)をこの件から外すこと。グリーン院長(ブルース・グリーンウッド)は、この3つの条件を飲み話を聞くが、嘘か本当かわからないようなことをほのめかすばかり。いつしかグリーンはマイケルの巧妙な罠に取り込まれていく…。
詳細情報
- タイトル
- 『エレファント・ソング』
- 上映期間
- 7月18日(土)〜8月7日(金)
- 監督
- シャルル・ビナメ
- 脚本
- ニコラス・ビヨン
- キャスト
- グザヴィエ・ドラン、ブルース・グリーンウッド、キャサリン・キーナー、キャリー=アン・モス、コルム・フィオール ほか