特別展『日本近代洋画への道～幻の「山岡コレクション」を中心に～』　豊岡市

　豊岡市出石町の豊岡市立美術館―伊藤清永記念館―で現在、特別展『日本近代洋画への道～幻の「山岡コレクション」を中心に～』が行われている。8月2日まで。

　同展では、江戸幕末から明治にかけて日本にもたらされた西洋絵画の技法「油絵」などの技術を学び、日本の近代洋画の礎を築いた画家約40人の作品を紹介する。展示品の多くは、小型ディーゼルエンジン事業を手がけた山岡孫吉（1888～1962年）が収集した明治期の作品で、これらは長らく一部の研究者のみが知る「幻のコレクション」とされていた。

　高橋由一（ゆいち）から藤島武二まで日本近代洋画史に欠かせない画家らが手がけた作品、約60点を観賞することができる。

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