県立六甲山ビジターセンター（神戸市灘区）で9月30日から11月23日まで「六甲山のキノコ展」が開催されます。

六甲山系とその周辺で採集したキノコの展示会や研究発表など、六甲山の生物の多様性を伝えることを目的に活動している県立御影高等学校の環境科学部、通称「キノコ部」の協力で開催される展覧会です。

県立御影高等学校・環境科学部「キノコ部」のみなさん

会場ではキノコ部の皆さんが3月～11月の間に六甲山やその周辺で採取してきた多種多様なキノコを写真パネルや標本を用いて紹介。野生のキノコの面白さを感じられる内容になっています。また今年は「”毒”キノコ」をテーマにした展示もあるそうです。

10月26日には体験イベント「親子で六甲山のキノコを学ぼう」も開催。キノコ部の皆さんの解説を聞いたり、一緒にキノコの樹脂封入標本を作る体験ができます（要申込）。この日は敷地内にキッチンカーも出店するそうです。

日本野鳥の会ひょうご協力の下、双眼鏡で野鳥を観察する「六甲山野鳥観察会」も同日開催予定（要申込）。

担当者は「六甲山でみられる毒キノコなどを展示やイベントを通じて楽しく学ぶことができます。ぜひ足をお運びください」とコメントしています。