神戸市中央区の竹中大工道具館 1Fホールで「開館40周年記念企画展 日光の彩色と金工－社寺建築の美しさの謎を解く」が9月14日から開催されています。会期は12月15日まで。

世界遺産『日光の社寺』は、17世紀の日本を代表する天才的芸術家の作品群といわれ当時最高水準の建築技術によって作られました。日光東照宮などの圧倒的に絢爛豪華な建築装飾の輝きは、伝統的な技術を確実に継承し保存修理を繰り返してきた匠の力により受け継がれてきました。

本展ではユネスコ無形文化遺産として登録された「伝統建築工匠の技」のうち、日光の社寺を彩り、比類のない豪華さを際立たせている装飾技術の「彩色」と「金工」に着目し、その美しさの謎に迫ります。

日光東照宮陽明門

期間中は「日光の彩色・漆箔押し」の実演や「伝統的な彩色技法で花文様を描く」体験教室、「浄法寺塗でお椀をつくる」ワークショップや「浄法寺塗のストラップをみがく」ワークショップの開催が予定されています。イベント毎に申込の締切が異なります。申込方法など各イベントの詳細は、竹中大工道具館公式サイトに掲載中です。