見野の郷交流館（姫路市立見野総合センター）の1階 企画展示コーナーで8月31日から9月23日まで企画展「魅力的な革の世界展－職人の技術とものづくりの可能性－」が開催されています。入場無料。

注目すべきは、NHK朝のテレビ小説「カーネーション」のモデルとなった日本のファッション界の第一人者・コシノ アヤコさんの三女で、世界的ファッションデザイナーのコシノ ミチコさんによる衣装の展示。姫路のレザーを使用し、“忍者”をモチーフにデザインされた新作衣装です。

そのほか、B.LEAGUE所属のプロバスケットボールチーム「神戸ストークス」の選手のサイン入りバスケットボール、姫路工業高校の生徒が制作した姫路レザーファッションショー作品などが展示されています。皮革産業の作業工程をわかりやすく解説したパネル展示もあり、国内外から高く評価される兵庫県の伝統的な職人技術を知ることができます。

また、最高品質の皮革製品「HYOGO LEATHER（ひょうごレザー）」と、染めた糸で柄を織る手法が特徴の「播州織」がコラボレーションした作品「kawaori」も紹介。フランス・パリのショップでもポップアップストアが開催され、多くの注目を集めた愛らしいデザインのファーストシューズ（赤ちゃん用の靴）などが展示されています。

さらに、9月7日にはレザークラフト体験や革の小物づくりができる「革のワークショップ」を開催。参加したい方は見野の郷交流館まで事前の電話予約が必要です。（参加には材料費が必要）