川西市黒川里山センター（川西市）のそばで「里山林をつくろう-人工林の伐採から-」が9月21日に開催されます。10時から15時までで、参加費は大人1,500円、小学5年生から大学生は800円（別途保険料800円）。

川西市黒川地域は特に菊炭の生産地として有名な場所で、 菊炭の材料であるクヌギを育てるために人が常に手入れしてきたことから「日本一の里山」と呼ばれています。

豊かな里山は定期的に間伐などの手入れをすることで新しい木が育ち、土砂の流出防止や地下水の水量調整、生物多様性など多機能に働きますが、1960年代から燃料が炭から石油や石炭に替わったことや、安い外国産の木材の流入によって、 里山に人が入らなくなり荒廃している山も少なくないそう。

このイベントでは、里山本来の力を取り戻すこと目標に、歩道づくりと樹木の伐採を皆で力をあわせて行います。午後には小型ショベルカーを使った道づくりも間近で見学できます。

担当者は「里山で汗を流してリフレッシュしたいという気軽な気持ちの人も、ガッツリ自伐型林業を学びたいという方も、ご都合つけばお気軽にご参加ください」と呼びかけています。