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5年目の奇跡!16匹のたこを捕獲したのはお馴染みの「あれ」

淡路屋が「ひっぱりだこ飯」の容器を再利用した『たこ壺漁』に大成功!神戸市

兵庫県では言わずと知れた名物、淡路屋(神戸市東灘区)の看板商品「ひっぱりだこ飯」。その人気の理由の一つでもあるユニークな「たこ壺」型の容器は、食後には家庭でペン立てや小物入れのほか、プリンを作る際に利用したり植物を植えたりと、再利用をして楽しまれています。

淡路屋が「ひっぱりだこ飯」の容器を再利用した『たこ壺漁』に大成功!神戸市 [画像]

今回、淡路屋ではこの容器を使ったもう一つの意外な活用法が発見されました。それは「たこ壺」型の容器を使って本物のタコを捕る「たこ壺漁」です。

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【提供写真】2020年、本物の蛸壺 【提供写真】2020年、本物の蛸壺

岩陰に隠れて暮らすタコの習性を利用し、海底に壺を沈めて捕獲する「たこ壺漁」。近年はコンクリート製やプラスチック製の「たこ壺」が主流ですが、かつては淡路屋の「ひっぱりだこ飯」のように陶器製のものも使用していたのだとか。

【提供写真】2022年、初心に返り、茶色だけ。 【提供写真】2022年、初心に返り、茶色だけ。

2020年、コロナ禍で苦境に立たされた淡路屋。話題作りとしてこのユニークなアイデアを思いついたのは、副社長の柳本さんでした。以前から「ひっぱりだこ飯の器を利用したたこ壺漁をやってみたかった」という柳本さんはひとりでこのプロジェクトを開始します。

初年度は1匹も獲れなかったものの、SNSでの反響は大きく、翌年からは会社全体の販促事業としてチャレンジを続けることになったのだとか。

【提供写真】2023年たこに扮するも… 【提供写真】2023年たこに扮するも…

柳本さんは「毎年漁港を変えるなど試行錯誤をこらして取り組みを継続するも、結果は出ませんでした。ただ年を追うごとにSNSなどでの反響は拡大し、ファンからも『○○したら?』とアイデアが出始めました。その期待に応えたい一心で、いつの頃からか『諦めません獲るまでは!』がスローガンになっていました」と振り返ります。

【提供写真】2024年のラインナップ 【提供写真】2024年のラインナップ

そして5回目のチャレンジを迎えた今年の8月17日。「松本水産」協力のもと、西二見漁港(明石市)のより蛸が捕れる可能性が高いスポットに、お馴染みのひっぱりだこ飯に加え金色の壺や、ハローキティ、自衛隊や兵庫県警、さかなクンなどとコラボした話題の壺を含む、合計77個のたこ壺を仕掛けました。

引き上げを行う8月24日。「絶対入ってないわ!」「獲れてもたらどうする?」と冗談を言いながら乗船したという柳本さん。

【提供写真】2024年あっちもこっちも入ってる 【提供写真】2024年あっちもこっちも入ってる

なんと仕掛けた77個のたこ壺から、20匹以上の明石ダコが捕獲されたそう。漁協のルールで100g以下の小さなたこを何匹も戻したものの、合計16匹のたこを引き揚げ、過去4年の結果を大きく塗り替える快挙となりました。

【提供写真】自衛隊コラボのたこ壺に入ったたこ 【提供写真】自衛隊コラボのたこ壺に入ったたこ

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5年目の挑戦にして初めて大成功を収めた今回の『たこ壺漁』を受けて「蛸壺に入っていたのは300g以下の小さめの蛸ばかり。「ひっぱりだこ飯」のたこ壺が小さい蛸の巣になることがわかりました」と柳本さん。今後はこの結果を活かし、数が減っている明石ダコの保全に繋げられないか、様々な可能性を探っていく予定です。

【提供写真】2024年は暑かった 【提供写真】2024年は暑かった

企業やキャラクター、映像作品などと驚きのコラボレーションを行うほか、ユニークな商品の開発など常に新しい挑戦を続ける淡路屋。今後も新たなチャレンジに目が離せません。

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Kiss PRESS編集部:秀村

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