西山酒造場（丹波市）の敷地内に酒・発酵・芸術の複合施設『鼓傳-koden-』が8月8日にオープンします。

およそ130年前に建築し、代々の蔵人たちが日本酒小鼓を醸してきた酒蔵。歴史や文化、芸術に触れながら丹波の風土を味わい、五感を使って発酵や酒蔵の営みを体験することのできる場所です。

1階「発酵お三時 三三（ささ）」では、白砂糖を使わない発酵の優しい甘さが感じられるおやつが販売され、 発酵まかないカフェ「小鼓御里（こつづみおんり）」では、丹波食材と発酵を活かした、やさしい味わいのせいろ蒸しランチが提供されます。

2階は大きく３つのエリアに分かれます。ギャラリー「鼓 （つづみ）」では、同酒造場と縁のある文人墨客たちの作品が展示され、酒蔵サロン 「風楽（ふうらく）」（※会員制）では、大正、昭和の蔵主と文化人との交流の中で生まれた歴史的な芸術作品と共に、ひと時の リラクゼーションを感じることができます。

客室が蔵人が寝泊りするための会所場（かいしょば）としてイメージされた酒蔵宿西山 「鼓傳」では宿泊中、希望者はオプションで蔵人の一員として酒造り体験をすることができます。

その他、発酵に関するワークショップ、利き酒教室等もおこなわれます。詳細は『鼓傳ホームページ』をご確認ください。