JR立花駅近くに本場の韓国料理が楽しめる隠れ家的なお店があるということで、早速取材へ行ってきました。

『 Korean dining ヒトトコロ』（尼崎市）は、駅の南口から徒歩約1分でシャルム橘という建物に2階にあるお店です。

入った瞬間、とても清潔感のある落ち着いた雰囲気で、一人でも複数でもゆったり食事を楽しむことができます。

「無菌豚のサムギョプサル（1人前200g）」2,000円（税込）※写真は2人前

今回筆者は、大人気のメニューである「無菌豚のサムギョプサル（1人前200g）」を注文しました。通常2人前から注文可能で、サンチュ、エゴマ、キャベツとネギのサラダ、キムチ、たれ、薬味（青唐辛子、海老の塩漬け）などがついたセットです。

見てください、この分厚い豚肉を！！宮崎・霧島高原育ち、霧島山麓のSPFブランド豚（無菌豚）を使用しており、豚特有の臭みが全くないとのこと。普段豚肉は少し苦手というお客さんもここの豚肉なら美味しく食べられたとの声もあるそうです。

早速鉄板で、焼いていきますが、同店では最初から最後までお店の方が調理されます。筆者も「サムギョプサル」を食べるのは初めてだったのでとてもありがたいです。

だんだん色が変わってきて、香ばしい香りが漂います。目の前で焼いている様子が見られるので、ジュージューと焼かれる音の臨場感がたまりません。

だいぶ豚に火が通ってきたら食べやすいようにカットし、中央で自家製の生キムチを焼き上質な豚の脂をまとわせます。キムチの良い香りが鼻腔をくすぐり、一気にお腹が空いてきました。

サムギョプサルを初めて食べる筆者は、おすすめの食べ方を聞いてみるとまず、サンチュとエゴマの上に豚肉を塩とごま油のタレにつけ上に、焼いたキムチ、キャベツとネギのサラダ、珍しい海老の塩漬け、青唐辛子と辛味噌をのせ一口で食べるというもの。

まず一口目に脂身が甘くジューシーな豚肉の味がきて、その後から香ばしくフルーティな甘さを感じるキムチ、少し酸味のあるサラダとピリッと辛味のある青唐辛子、海老の塩漬けの爽やかな塩味を感じ、まさに塩・酸・苦・甘・辛の五味を体感しました。辛みもクセになり、中の組み合わせを少しずつ変えながらドンドン食べてしまいました。

また同店ではマッコリやチャミスルなど韓国のお酒も楽しめます。店主は、両親が焼肉店を経営されており、小さいころから韓国料理にも親しみがあったこともあり、2020年に同店をオープンされました。

本場韓国人の方が同店の料理を食べ、本格的で美味しいとの声もあったそうで、「サムギョプサル」のほかにも手長ダコ、エビ、ホルモンがたっぷり入った「ナッコプセポックム」や自家製ソースが自慢の「韓国フライドチキン」もあるので、かなり気になります。次回は家族や友人と訪れ、いろんなメニューをシェアしたいです。