宝塚市立文化芸術センター（宝塚市）で7月20日より、市制70周年記念展「宝塚コレクション－宝塚市所蔵作品展－」が開催されます。会期は9月1日まで。

同展では宝塚市に暮らし、宝塚市で活動した中畑艸人（なかはた・そうじん）や元永定正（もとなが・さだまさ）といった宝塚市がご遺族等から寄贈を受けて所蔵する、宝塚市にゆかりのあるアーティストの美術作品を一挙に紹介。

中畑艸人「惨!!‘95一月一七日」油彩・キャンバス、130.3×194cm、1995年

“きて！みて！みんなの「たからもの」”をキャッチコピーに、宝塚市の持つ文化的財産とその魅力を見つめ直し、愛着と誇りを育み、次世代に繋ぐ場となることを期待し開催されます。

元永定正「いろだまよこしろあか」アクリル・キャンバス、194×259.1cm、2001年

会場には「市民と文化が繋がる場所」をテーマにしたコーナーも設置。文化財の公開活動や宝塚学検定、パブリックアートなど、「文化を守り・普及する活動」を通して市の歴史や文化に触れる取り組みが紹介されます。

また会期が夏休み中ということもあり、子どもたちが自分たちの「たからもの」である美術品を知るきっかけとなるイベントも開催されます。