『垂水健康公園』（神戸市垂水区）の桜が見頃を迎えています。高台にある、美しい眺望の臨める公園ですが、飲食物の持ち込みOKな貴重なお花見スポットでもあります。お花見＆様々な楽しみ方のできる公園をレポートします！ 

4月5日時点で桜は7～8分咲きでした

「スポーツ・健康と、緑・憩い」をテーマに整備された『垂水健康公園』は、約10.9ヘクタールの広々とした総合公園です。 

球技場やフットサルコートがあるほか、1周約1.8kmの外周は、ゴムチップ舗装がされており、ウォーキングやジョギングにも最適です。

その外周に沿って咲く桜がまさに今見頃を迎えています。ソメイヨシノが約200本、ヤマザクラが約100本植えられているそうで、ぐるりと見回すとどこからでも美しい桜を眺めることができます。 

丘を上ったり下りたりするだけでもよい運動になります♪ 

平日に訪れてみると、多くの人で賑わっていました。今年は雨が多いこともあり、貴重な晴れ間にお花見に出かける人も多いのでしょうね。 

人が多くてもごった返しているという感じはせず、ゆったりと過ごせるのが同公園の魅力です。とにかく広い芝生広場には「丘」もあり、丘のてっぺんや桜のすぐそばにシートを敷いて、みなさん思い思いの場所でお花見を楽しんでいました。 

この日は曇り空でしたが、晴れていると街を見渡すことができます

食べ物の持ち込みについて同公園を管理する神戸市公園緑化協会に尋ねてみたところ、「運動施設以外の一般園地は全域で飲食可能です」と教えていただきました。コンロなど火の使用は不可ですのでご注意くださいね。 

桜をバックにランドセル姿で撮影するファミリーも多く見かけました。広々とした公園は撮影スポットも豊富。遊びの合間なら、子どもたちも飽きずに楽しく写真が撮れそうですよね。 

芝生広場ではボール遊びもできます（硬いボールやバッドは禁止です）

子どものお楽しみスポットといえば、「トリムの丘」。

※提供画像

小さな子どもから小学生くらいまでが楽しめる遊び場です。

6歳の子どもは何度か挑戦した結果、上まで登れるようになり嬉しそうでした♪ 

大型遊具は高さもあるので、冒険気分が味わえそう。幼児向けの低いすべり台などもありますよ。 

「インラインスケート場」の外周には、自由に利用できるスペースが設けられています。坂の多い街神戸、スケートボードやローラーブレードが安全に練習できる場所は貴重です。長めの直線距離やカーブもあるので、自転車の練習にもぴったりだと思いました。 

ほかにも、石が埋め込まれた健康足踏み園路（かなり刺激的！）があったり、フェンスで囲まれたドッグランもあったりと、様々な楽しみ方のできる公園です。 

子どもやワンちゃんも退屈せずに過ごせる場所をお探しの人にはぴったりです 

駐車場は臨時駐車場（土日祝日のみ開放48台）を含めて164台分ありますが、多くの人が訪れる時期には満車になる可能性があります。最寄りの「東多聞」バス停から歩いても10分ほどですので、ハイキングがてら歩くのもおすすめですよ。 

桜の開花状況は随時変わりますが、桜の季節が過ぎてもピクニックや運動に気持ちの良い場所です。リフレッシュに訪れてみてはいかがでしょうか？