阪急武庫之荘駅近くにある『堺屋』（尼崎市）で、品数が多くコスパもいい大満足なランチをいただいてきたので早速その模様をリポートします。

駅から歩いて約4分の所にあり、閑静な住宅街の中にあるお店です。

20年以上前に創業された同店は、新鮮な魚介がいただける海鮮居酒屋で、厨房には生け簀があり、さらにカウンター前のショーケースには店主が尼崎卸市場で選んだ鮮度のいい魚がずらりと並んでいます。

ランチには、そんな魚介や旬の食材をたっぷり使った「堺屋御膳」をいただけるので早速注文させていただきました。プラス250円（税込）でコーヒーやオレンジジュースなどがつく「ドリンクセット」を頼むことができるのもお得でいいですね。

「堺屋御膳」1,200円（税込）※季節によって内容は異なります

お盆からはみ出そうな料理の数々に思わず「豪華！！」と声をあげてしまいました。内容は先付、お造り、揚げ物、酢の物、小鉢、茶わん蒸し、白ご飯、みそ汁、漬物、果物といったラインナップです。どれも美味しかったのですが、筆者が特に印象に残ったものを紹介いたします。

まずは、「みそ汁」からいただくと魚のアラが入っており、魚の旨味がたっぷりスープに溶け込んでいるので、冷えた身体に染みわたります。

次に高級料亭に出てくるような「えびもちの揚げ出し」は、もちもちのお餅で噛めば噛むほど口いっぱいに海老の甘みが広がり大変美味。出汁が効いた餡も絶品で、身体が喜ぶ一品でした。

次に揚げ物ですが、今回いただいたのは、「タケノコとホタルイカの天ぷら」で春の食材の中で筆者が大好きなもの。ホタルイカを天ぷらでいだたいのは、初めてでしたが噛んだ瞬間、内臓の旨味がプチッとはじけ最高の味わい。タケノコもサクサクとした食感で、春を感じ幸せな気持ちになります。

本日の「お造り」はキハダマグロと鯛で、鯛はねっとりとした食感で新鮮さを感じられる一品です。

「茶わん蒸し」には、エビやしいたけ、銀杏など具材もたっぷりで大満足。

最後に、オレンジとイチゴのデザートまでついてきて口の中がすっきりします。

店内は、素敵な木のカウンター席を中心に、掘りごたつの座敷などがあり1人でも、家族でも落ち着いてのんびり食事ができる雰囲気です。

筆者が訪れた際は、主婦層の方々が談笑しながらランチを楽しんでおられました。夜にはお造りを始めお寿司や魚介の焼き物、揚げ物などが楽しめますよ。