淡路島の旧江井小学校をリノベーションした複合施設『ei-to（エイト）』の1階にあるカフェ『Le Premier Cafe awajishima（ル・プルミエカフェ淡路島）』でスペシャルティコーヒーと、新たにメニューに加わった「ei-toバーガー」をいただいてきました。

春には桜も咲く花や木に囲まれた開放的なテラス席

県道31号線「桃川」交差点を西に入り、左手に見える旧江井小学校の正門が目印。校舎に向かって左手側に『Le Premier Cafe awajishima』があります。

教室をリノベーションした店内は、大きな窓から優しい光が射し込むのどかな風景に季節感をたっぷり感じられる空間。テラス席で日向ぼっこしながらランチするのも気持ちが良さそうです。

高品質の自家焙煎コーヒーを豆やドリップバッグでも購入できる

同店はもともと、大阪心斎橋で27年間自家焙煎・ハンドドリップのスペシャルティコーヒーを提供してきた老舗珈琲店。スペシャルティコーヒーの中でもより高品質なトップスペシャルティーを中心にラインナップしているのだそう。

オープン～11時まではモーニングセットの提供もあり（「トーストセット」550円・税込～）

「ei-toマイルドブレンド」、「ei-toビターブレンド」に加え、【軽め】～【濃いめ】と、テイストが分かりやすく表示されたメニューには、それぞれの豆の味わいがワインのように詳細に表現されていて、選ぶ段階から期待が高まります。

「エチオピア・ゲデオ・コチェレ（ホット・M）」760円（税込）

今回は【軽め】の中から「エチオピア・ゲデオ・コチェレ」をいただきました。本物の”フルーティーな酸味”とはこういうことだったのかと、コーヒーの酸味のイメージがアップデートされるような味わい。紅茶を飲んでいるかのようなコク深さと喉に感じる甘み、鼻から向ける豊潤な香りも秀逸で、爽やかな飲み心地が暑い時期にもぴったりな一杯です。

「ei-toバーガー」980円（税込）

4月から新しくメニューに加わった「ei-toバーガー」。シャキシャキの新鮮野菜のサラダも添えられています。

淡路島産の玉ねぎや豚肉の脂の甘みが感じられるパティに、ケチャップに肉汁を加えたソースとからしマヨネーズは抜群のコンビネーション。大人も子供も食べやすい優しい味わいの一品です。

「ハニートースト」600円（税込）

さらに、京都・祇園で35年続く老舗『MIYABI』のデニッシュ食パンを使用した「ハニートースト」は大阪心斎橋の本店でも人気の一皿。トーストされたデニッシュにたっぷりかかった蜂蜜でサクじゅわの食感を楽しめます。みんなでシェアして食べられるのも嬉しいところ。コーヒーとのマリアージュも最高です。

循環型の素材でできた商品のアパレルショップや工房、見応えたっぷりのジオラマ、4月からスタートした「えぶら図書館」など、素敵なものが集結する基地のような同施設で、貴重な憩いの場となる同店。

ひとりで来てもみんなと来ても寛げる居心地の良さ

散策のついでというよりも、豆のポテンシャルを最大限に引き出す匠のコーヒーを堪能しに、足を運びたくなるお店です。