「日本さくら名所100選」に選ばれている姫路城の西の丸庭園において、「姫路城夜桜会」が3月29日から4月7日までの10日間開催されます。

普段は立ち入ることのできない、夜の西の丸庭園内のソメイヨシノや枝垂桜など約100本の桜がライトアップされ、昼間とは違った幻想的な桜と姫路城の共演が楽しめます。

今年のテーマは「千姫幻想曲輪」。「千姫」が過ごした化粧櫓から見える庭園「曲輪」の四季折々の風景をライトアップなどで表現。春の桜・夏の清流・秋の草の騒めき・冬の雪景色など四季の移り変わりを、白壁に映し出された光の玉をリンクさせることでお城と桜を「幻想」的に演出します。

提供：姫路市

また、姫路城に隣接する日本庭園・好古園にて「夜桜会」も期間中同時開催。西の丸庭園とは異なる雰囲気で桜のライトアップを実施します。※好古園については別途入園料が必要

3月30日の日中には「第39回姫路城観桜会」も開催され、姫路城をバックに筝曲演奏や和太鼓演奏のステージで会場を一層華やかに彩ります。お茶席や地酒、姫路名物などフード販売も。

担当者は「姫路城が最も美しい桜の季節に夜桜会を開催し、滞在型観光で夜の姫路城の魅力を楽しんでもらえれば」と来場を呼びかけています。