青空の下で飛び交う“福豆”に境内は大盛り上がり！

生田神社令和6年「節分祭並びに豆撒き神事」会場レポ　神戸市

開催日：2024年2月3日（土）

2月3日に『生田神社』（神戸市中央区）で執り行われた、令和6年「節分祭並びに豆撒き神事」に参加してきました。

福豆を撒いて邪鬼を祓い、厄除けや開運招福を祈願する同神社の早春の恒例行事で、今年はコロナ禍以来4年ぶりに例年通りの規模での開催となりました。

行事と行事の合間には通常の参拝も行えました

当日、本殿の前には各種行事を執り行うための特設櫓（やぐら）が設けられ、9時30分には地域の幼稚園・保育園の子どもたちを招いての「園児豆撒き」が、10時30分頃には鏑矢を放ち邪気を払う「弓道天地祓い」がそれぞれ執り行われました。

「節分祭」を終え、神職の皆さんやゲストの方々が豆を持って舞台上に

「豆撒き神事」は午前（11時30分）と午後（14時30分）の2回執り行われ、豆撒きの前には「節分祭」が執り行われます。ゲスト・参拝客の全員が頭を下げて祈りを捧げるひとときは静謐な雰囲気で、なんとも穏やかな気持ちになりました。

ゲストの皆さんが櫓の上に登場し、いよいよ豆撒き神事がスタート！元阪神タイガースの掛布雅之さんや落語家・月亭八方師匠をはじめ、今年もそうそうたる著名人の方々が参加し、福豆や福ちくわが元気いっぱい撒かれました。

＜掛布雅之さんコメント＞
久しぶりに生田神社の豆撒きに参加し、現役時代、毎年豆撒きに参加していた頃を思い出しました。当時、キャンプインが2月5日くらいで、豆撒きが終わってから高知県に出発していました。今回印象的だったのは、昨年に阪神タイガースが優勝したこともあって、生田神社に訪れた皆さんが笑顔だったこと。関西の方にとって、阪神の存在はとても大きなものであることや、ファンの皆さんが持つ笑顔の力を改めて感じさせてもらい、皆さんの笑顔に私も元気をいただきました。

お笑い界からはほかにも太平サブローさんや大木ひびきさんなど、たくさんのレジェンド芸人が登場。阪神タイガースからも川尻哲郎さんや的場寛一さんなどたくさんのOB選手が駆けつけ、抜群のコントロールや肩の強さを披露していました。

松村さんは岡田監督の新作モノマネも披露し、会場を沸かせていました♪

先日、長田区の大正筋商店街で行われた「第20回神戸震災復興フリーライブONE HEART」にも出演されたタレントの松村邦洋さんや、垂水区出身のプロレスラー・野橋太郎さんなど、神戸に縁のある著名人の姿も！

神戸の魅力と元気を発信するアイドルグループ『KOBerrieS♪（コウベリーズ）』や、神戸を拠点に活動するボーイズ演劇ユニット『神戸セーラーボーイズ』、ヴィッセル神戸のマスコットキャラクター・モーヴィなど、いつも神戸の街を盛り上げてくれている面々がゲストに呼ばれていたのも嬉しかったです。

（左から）村田せれなさん、廣瀬未沙さん、松村邦洋さん、大出姫花さん、深田あゆみさん、曽谷蘭さん

＜松村邦洋さんコメント＞
（豆を）投げているうちに肩もだんだん温まってきてね。遠くへ遠くへ投げてしまいましたが、近くで袋を広げている方もいたので、合間にチェンジアップも投げたりして（笑）。訪れた参拝客の皆さんと触れ合えることが幸せに感じました。阪神・淡路大震災から今年で29年、時間の経過を感じながらも、昨日のことのように思う部分もあって。見事に復活した神戸の街をみると、大変なことが起きても、きっと復活して元気なることを実感させてもらいました。

＜KOBerrieS♪コメント＞
とても緊張しましたが、遠くまで豆を飛ばすことができました！（せれな）、今年はマスクを付けている人が減ったおかげで、訪れた人の笑顔がよく見えたのが嬉しかったです（未沙）、お客さんの多さからこのイベントを楽しみにしている方がたくさんいることを実感しました（姫花）、豆を投げているうちに緊張が豆と一緒に飛んでいきました♪（あゆみ）、豆撒きの最中に私たちの曲が流れてきてテンションが上がり、遠くまで豆を投げることができたと思います！（蘭）。

過去には人気ロックバンド『ONE OK ROCK』のMVにも出演！

昨年より拠点を神戸に移した気鋭のダンサー・Harukaさんも豆撒き神事に初参加。

＜Harukaさんコメント＞
初参加で緊張もしましたが、訪れたお客さんたちと一緒に楽しもうという思いで本番に臨みました。櫓の上からお客さんに向かって豆を上手に投げるのが意外と難しかったです。今年はダンサーとしての活動だけでなく、ミュージシャンやアーティストの方とコラボレーションして「ダンスとなにか」を融合させたイベントを企画していきたい思っています。