天然酵母で作る、焼き立て本格ナポリピッツァ
西区玉津町の『KOBE PIZZA KEN』で耳までおいしいピッツァを堪能 神戸市
西区玉津町の意外なところに本格ピッツァを提供するお店があると聞きつけ、早速取材へ行ってきました!
場所は175号線沿いの「ステーキ いちばん」の敷地内。のれんを頼りに角を曲がると、青いコンテナを発見。ここが今地元民を中心にじわじわと人気が拡大しているナポリピッツァ専門店『KOBE PIZZA KEN』です。
なぜこんなところに!?と驚きましたが「ステーキ いちばん」はオーナーシェフ・KENさんの奥さんのご実家なのだとか。
長年サラリーマン勤めをしていたKENさんが兼ねてから抱いていた「自分でお店を持ちたい」という夢から、正月に家族でピザ屋に食事に行く恒例行事をきっかけに「こんなおいしいピッツァを自分でも作ってみたい!」と一念発起。
仕事の傍らいちからピッツァ作りを学び、2023年9月にお店をオープン。その情熱と本来持ち合わせていた職人気質で作る自慢のナポリピッツァを提供しています。
本来は薄くクリスピーな生地が特徴のナポリピッツァですが、こちらのピッツァは天然酵母を使用したふんわり軽い食感が特徴。他店のピッツァにはない食感を目指し、日夜改良が重ねられています。
商品にはナポリピッツァの定番「マルゲリータ」などに加え、子どものすきな「ソーセージ&コーン」や女子ウケ抜群の「クワトロフォルマッジ」などもラインナップ。
商品はテイクアウトも可能ですが焼き立てが断然おすすめ!ということで、この日はコンテナ前のテラス席でいただきます。おすすめしてもらった「サルシッチャ」と「フンギ」をオーダーしました。
電話で事前にオーダーも可能。注文を受けてから生地を形成しトッピング、焼き上がるまで約10分ほど。香ばしい香りが漂ってきたら焼き上がりの合図!出来上がったピッツァは耳がふっくらと膨らんで、なんともおいしそう。
一口頬張ると生地のもっちり感が伝わります!イタリア産のトマトソースの爽やかな酸味が歯切れのよい軽い食感の生地にぴったり。
店先の畑で育てたハーブをふんだんに使用したサルシッチャ(皮のないソーセージ)と近所の農家産のルッコラ、濃厚なモッツァレラチーズのミルキーさが合わさってたまりません!軽い食べ応えなので、女性ひとりでもぺろりと一枚食べられそう。
「フンギ」はマッシュルームとまいたけをたっぷりと盛り付け。生クリームを使用したクリーミーな味わいで、まるでグラタンを食べているかのような濃厚感。
ベーコンの塩味とトリュフソースをアクセントに、きのこの濃厚な香りが引き立つ一品。どちらのピッツァもふわもちの耳までおいしく頂けるのが新感覚です!
“常に求められるお店になりたい”とKENさん。「軽い食感やね!」「ここの食べたら他のピザ食べられへんわ~!」と言われるのがなにより嬉しいのだとか。
今後はさらに地元食材を取り入れたピッツァづくりに挑戦したいそう。進化を続ける地元密着型のピッツァ店に目が離せません!
詳細情報
- 店舗
- KOBE PIZZA KEN(コウベピッツァケン)
(神戸市西区玉津町出合216)
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- 火曜~土曜日 11:00〜14:00 17:00〜20:00
日曜日、祝日 11:00〜18:00 - 定休日
- 月曜日