巨大な栗のミルフィーユといちごの宝石箱を楽しんで
道の駅しんぐうから車で5分『くりすチェスナッツ』で「和栗のミルフィーユモンブラン」を堪能 たつの市
道の駅しんぐうから車で5分の場所にインスタで今話題の映える栗スイーツがあるとの噂を聞きつけ、取材をしてきました。
噂のスイーツがいただけるのは、瓦造りが特徴的な和風のたたずまいが素敵なカフェ『くりすチェスナッツ』。
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![木の温もりが伝わる温かい店内、奥には和室も](/img/articles/46500-46599/46532/img65b9f5c2be92d_xl.jpg)
店内は和風のとても素敵な作りです。もともとあった料理屋の跡地を店主の冨田さん夫妻が友人の力を借りて改装。壁紙なども自分達で張り替えたそうです。
店内に入ってすぐの右の壁にはメニューボードがあります。その壁の奥にはテーブルのある部屋が。店内はかなり広々としています。 また、店内にはこだわりの商品が陳列されています。
![注文カウンターの様子](/img/articles/46500-46599/46532/img65bb2c08387f3_xl.jpg)
こちらのお店は、まず入口奥にあるカウンターで注文をするタイプ。店主の冨田さんが一人で調理を担当されており、多忙を極める為、このスタイルにしたのだそう。食事を終えた後も返却口を設けているセルフサービス方式です。
![元実業団ランナーの冨田さん。もともとは飲食店での経験などは無く、一から手探りでお菓子作りの世界へと飛び込みました。現在は栗の産地「栗栖(くりす)」の復活に尽力されています](/img/articles/46500-46599/46532/img65baf8bc7e2ab_xl.jpg)
冨田さんがお店をはじめられたのは自分達の子供の栗の木を植えたのがきっかけ。大きなりっぱな栗がなりだし、これで、何かお店ができたらと考えたそうです。現在お店では地域の来栖(くりす)の栗と国産栗を使用。地元の旬の食材にこだわり、季節ごとに商品を変えて提供しています。
![「和栗のミルフィーユモンブラン」1,500円(税込)](/img/articles/46500-46599/46532/img65baef3f19f78_xl.jpg)
まずは「和栗のミルフィーユモンブラン」から。
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![真上からのアングル。大きな渋皮煮がころんと一粒。その見た目は”布団”のよう](/img/articles/46500-46599/46532/img65ba00cda5db8_xl.jpg)
驚くのはその栗の味わいです。「自家製栗のミルクペースト」、「バニラビーンズの入ったカスタードクリーム」、「自家製の渋皮煮」、「ホイップクリーム」と「もちもち求肥」を「自家製パイ」でサンド。最後には「焼き栗モンブラン」をたっぷり贅沢にかけました。「焼き栗モンブラン」はとても細く繊細で美しく見ているだけでうっとりしてしまいます。
![ボリューミーで驚くほどぎっしりつまった中身。中にはごろごろ渋皮煮が入っているのも嬉しいところ。お皿の淵に添えられたカシスソースがいいアクセントに](/img/articles/46500-46599/46532/img65ba0092e0762_xl.jpg)
和栗の香りがひろがり濃厚。全ての味が合わさることで絶妙なハーモニーが生まれ、かなり洗練された味わいで驚きです。
![「いちご尽くしプレート」1,000円(税込)](/img/articles/46500-46599/46532/img65bafd3e89857_xl.jpg)
続いての「いちご尽くしデザートプレート」はその名の通りいちごが盛りだくさんの商品。真っ赤ないちごがとても華やかです。
![まるで”いちごの宝石箱”のよう](/img/articles/46500-46599/46532/img65ba07865bebd_xl.jpg)
左奥から「白いシフォンケーキ、いちごのソース」「いちごのチーズケーキ」「いちごチョコ大福」「いちごのホワイトガトーショコラ」「ホイップクリームのいちごソースかけ」とワンプレートで5種類のいちごスイーツを楽しめます。それぞれのお菓子の個性も際立っており、丁寧につくられているのがよく分かります。ちょっとずつ食べたい人にはとってもおすすめです♪
![「渋皮煮のプリン」470円(税込) 2022年西播磨フードセレクション金賞受賞](/img/articles/46500-46599/46532/img65bae9207c090_xl.jpg)
最後に「渋皮煮のプリン」を試食。渋皮煮を作る際に崩れたものをなんとか利用できないかと考えて生まれました。
![インパクトの強いイートイン商品の影に隠れているが、その実力は折紙付き](/img/articles/46500-46599/46532/img65bae6a6c1123_xl.jpg)
綺麗な2層になるようにかなり試行錯誤されたそう。封をあけたとたん、栗の香りが一気に広がります!栗の甘みが感じられこれでもかというくらいまったりトロトロ。下のほうは味が濃厚で渋皮煮をより濃く感じることが出来ます。これは是非お土産に、だまされたと思って買って帰って頂きたい一品です。
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![ただ美味しいものを食べてもらいたいだけ…その思いが冨田さんのお菓子には詰まっています](/img/articles/46500-46599/46532/img65baec66dd3c3_xl.jpg)
ここだけしか味わえない冨田さんの自慢のスイーツ、遠方の方も是非足を運んで頂ければと思います。
詳細情報
- 場所
- くりすチェスナッツ
(たつの市新宮町福栖253-2)
GoogleMapsで探す - 時間
- 10:00~17:00
- 営業日
- 土日祝のみの限定営業
- TEL
- 0791-60-3265
- 駐車場
- 11台
- 備考
- 記事掲載の「和栗のモンブランミルフィーユ」、「いちご尽くしプレート」については4月末までの限定販売。
「渋皮煮のプリン」は通年販売商品となります。
詳細につきましては公式Instagramをご覧下さい。