神戸市灘区の『六甲高山植物園』で、3月16日より企画展「牧野の足あと ～博士と関西の仲間たち～」が開催されます。期間は8月18日まで。

同展は2023年、NHKの朝ドラの主人公のモデルにもなった高知県出身の植物学者・牧野富太郎博士に関するもの。牧野博士は1933年に同園が開園して以降、何度も来園しては講話などを行ったというゆかりがあります。

牧野富太郎著「結網帖」日下義彦氏所蔵

新種や新品種など約1500種類の植物を命名し「日本植物学の父」とも呼ばれた牧野博士。同展ではそのドラマチックな生涯や数々の功績が紹介されるほか、関西に残された直筆の書や手紙、写真、標本などの貴重な資料が展示されます。

キレンゲショウマ

また、博士の人生を知るすごろく風のスタンプラリー「博士とてくてくスタンプラリー」も同時開催。「ヒメアジサイ」や「キレンゲショウマ」など、博士ゆかりの8種の植物を巡ってスタンプを集めるとオリジナルポストカードが完成します。植物初心者でも気軽に参加が可能で、牧野博士や植物に興味を持つきっかけになること間違いなしです。