赤穂市御崎にある『桃井ミュージアム』で1月5日から29日まで「赤穂雲火焼陶板絵と旅するコラボ展『新春そぞろ』」が開催されています。

兵庫県伝統的工芸品である「雲火焼」の作者・長棟州彦氏が制作した雲火焼陶板絵約30点が展示されるほか、「旅するコラボ展」と題して、姫路生まれの日本画家である森崎伯霊（1899-1992）の作品や、伯霊氏の息子の大青氏の川柳や短歌、また札幌市在住の作家・詩人である嵩文彦氏の作品の展示も行われます。

会期中の1月13日の14時には嵩文彦氏による詩の朗読やコラージュのお話、森崎大青氏の場踊りといった関連イベントも開催され、展示作品とともに楽しむことが出来ます。

同館の支配人は「ふるさとの山や川を素朴な画風で描いた絵画と、煙と炎によって描かれた赤穂富士のような模様の雲火焼。共に自然な情景を表現した世界に浸りに来てほしい」と来場を呼びかけています。