550円でオリジナル和紙をつくろう♪
『杉原紙研究所』で和紙手すき体験をしてきました 多可郡多可町
1300年の伝統を誇り、兵庫県の無形文化財にも指定されている多可町の「杉原紙(すぎはらがみ)」。今回は同町にある『杉原紙研究所』で、昔ながらの紙すきの技法が体験できる「オリジナル和紙作り」を取材してきました。
国道427号線を北へ進むと、同施設に隣接する『道の駅 杉原紙の里・多可』の看板が見えてきます。道の駅のお隣なので、体験の後は買い物を楽しむことも♪
こちらが『杉原紙研究所』です。町の中心部からは車で30分かからないくらいの距離でした。筆者は1月半ばに訪れたのですが、うっすらと雪が積もっていたので、寒い時期の訪問は運転に気を付けて。
ドアを開けると紙すき体験教室の看板が見えます。どのように体験できるのかドキドキしますね♪
まずはメニューを見て体験内容を決めます。紙の大きさは、はがきやA3サイズなど4種類を取りそろえ。それぞれ白無地か模様(木葉)入りかも選べます。サイズが大きくなればなるほど、紙をすくときに使う木枠が重くなってしまうそうなので、子どもが体験する場合は小さいサイズがオススメとのこと。
体験前にエプロンをつけて、最初に講師の方のお話を聞きます。エプロンはワンサイズですが折って使用することができ、今回は子ども(3歳)と一緒に体験しましたが問題ありませんでした。
準備ができたら、いざ、紙すきを体験のスタートです♪
木枠を上手に揺らして紙をすいていきます。紙の濃さを均一にすることでより美しい仕上がりになるそうです。数回同じ作業を繰り返すと、紙に厚みが出てきました。
次はすいた紙に、木の葉や色付けされた和紙を散りばめ、デザインする作業を行います。
さすが子どもたち。躊躇うことなくどんどん好きな模様を重ねていきます。
多可町のゆるキャラ「たか坊」も和紙に張り付けることができます♪
白無地の状態にデザインするのも良し、色水を流し込んで和紙全体に色付けをしてデザインするのも良し、それぞれの好みに合わせたオリジナル和紙がデザイン可能です。ここまでの所要時間は約30分ほど。お手軽に体験できるのもいいですね♪
完成したものは、専用の鉄板に貼り付けて1時間ほど乾燥させて完成です。有料になりますが、乾燥を待たずに帰宅する場合は、後日郵送で受け取ることもできるそうなのでご安心を!
和紙を乾燥させている間は、隣接するショップや歴史館、向かいにある「道の駅 杉原紙の里・多可」でランチや買い物をして待つことができます。色とりどりの杉原紙や手作り小物がたくさん販売されているので、お土産やプレゼントにぴったりです。
世界に一つだけのオリジナル和紙の完成です。思い出作りにぴったりな紙すき体験、ぜひ一度、足を運んでみてください♪
詳細情報
- 場所
- 杉原紙研修所
(多可町加美区鳥羽768‐46)
GoogleMapsで探す - 時間
- 9:00~17:00
- 定休日
- 水曜日
- 料金
- 450円~900円
(和紙のサイズによって異なります) - 予約
- TEL 0795‐36‐0080
web予約はこちら - 駐車場
- あり
隣接している「道の駅 杉原紙の里・多可」の駐車場をご利用ください
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