美味いの先にある楽しさ!食のエンターテインメント
淡路島『淡二郎』の「淡二郎ラーメン」を食べてきました 洲本市
淡路島に”二郎系”と言われるラーメンが食べられるお店が誕生しました。その名も『拉麺 淡二郎』。
イオンスタイル洲本店から徒歩3分、堀端筋の「栄町一丁目」交差点を西に入るとすぐ左手に見える黄色い看板が目印です。駐車場はないので、車で行かれる場合は近隣のコインパーキング等をご利用ください。
定番メニューは「淡二郎ラーメン」と「炭焼き鶏白湯」の2種。ニンニク抜きで麺・具少なめの「やさしい淡二郎(800円・税込)」も選べるので、女性や二郎系ラーメンに初挑戦という方も安心です。
ちなみに、二郎系ラーメン店に行くなら知っておきたい「コール」。スタッフさんから「ニンニク入れますか?」と聞かれたら、「無料トッピング(ニンニク・野菜・アブラ)はどうしますか?」という意味とのこと。
「ニンニク・ヤサイ・アブラで」や、「ヤサイマシマシ・アブラマシで」など、入れないで欲しいものは唱えず、多めに入れて欲しいものには「マシ」を付けて伝えます。一般的には提供直前に聞かれることが多いですが、同店では注文時に伝えられるのでちょっと安心。
店内は白い壁と温かい光の間接照明でカフェのような雰囲気の居心地の良い空間になっています。1人でも、カウンター席で落ち着いて食事ができそう。
ラーメン店の独自ルールや強めのこだわりに圧倒されてしまったこともある筆者は、少し緊張して来店したものの、柔らかな物腰の店主・平さんの、話しやすさにほっとしました。オープンしてからも、口コミやX(旧Twitter)、Instagramなどに投稿されたお客さんの声すべてに目を通し、スープやチャーシューに改良を重ねているのだそう。
今回は、「淡二郎ラーメン」を「ニンニク・ヤサイマシ・アブラ」でいただきました。
ゴロっと大きなチャーシューに、ニンニク、アブラ、そして「マシ」にした「ヤサイ」の山。「ニンニク」は並でも、こんなにたっぷりのっているものなのですね。(笑)
スープはこっくりとした豚骨醤油で、そこまでドロドロでもギトギトでもない、食べやすい印象。豚の脂の甘みと野菜の旨みが活きた醤油ベースで、最初の一口から最後まで美味しいと感じられるバランスの良い味わいです。
試行錯誤を重ねて改良したというチャーシューは赤身肉を使っているので食べ応えのある食感ながら、パサつきはなくしっとりホロホロ。麺でお腹がいっぱいになる前にしっかり味わいたい逸品です。
山のようなたっぷり野菜を掘り起こして麺にたどり着くまで、フードファイターになった気分で食べ進めていると、次第に楽しくなってくる高揚感。
もちもちした極太麺にはしっかりとスープが絡み、シャキシャキで熱々の野菜との相性も抜群です。一皿で幾つもの味わい方が楽しめる、これはもう食のエンターテインメント。完食時に味わえるのは、満足感を通り越して”達成感”です。初めてでも挑戦しやすい同店で二郎系の扉を開いてみては。
詳細情報
- 住所
- 拉麺 淡二郎
(洲本市本町5丁目4-18)
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- 木曜日
- 営業時間
- ランチ 11:00-14:00
ディナー 17:00-21:00