魚は漁師の一本釣り!ごきげんになれる海辺の隠れ家
新鮮地魚料理のお店「かふぇ食堂おるか」で絶品海鮮丼を堪能して来ました 洲本市
洲本市のヨットハーバー「サントピアマリーナ」の一角に、淡路島で獲れた地魚と新鮮食材を使った料理が食べられるお店「かふぇ食堂おるか」があります。
大きなシャチのイラストが目印。お店の前の看板に書かれたお薦めメニューに心惹かれます。
明るい光が入る店内は、カウンター席が11席(13席まで増席可能)。こぢんまりとしたつくりですが、ゆったりとした印象です。
店主の山下昭浩さんとパートナーの智子さんが、約1年半前に開いた同店。東京と静岡で飲食関係の仕事をしていた山下さんが、自身のお店を開く場所に選んだのは、故郷である伊豆半島の景色に良く似た淡路島でした。
同店のモットーは「ごきげんさんになれる店」。 “売り”は、何と言っても提携する洲本市由良の漁師から直接仕入れる一本釣りの天然地魚です。
「漁師さんが一匹ずつ釣り上げて大切に扱う魚は傷がなく、鮮度も持ちもとても良い。顔つきまで違います」と笑う山下さん。提供する魚の種類は、季節や仕入れの状況により日替わりとなります。
まずはお店の看板メニュー「おるかの海鮮丼」を頂きました。「今日の魚」全5種類のお刺身と炙り身が乗った丼は、お魚の新鮮さでキラキラと輝くよう!店主特製の丼タレをかけて頂きます。
淡白で程よい弾力のある鯛、甘みのある脂が乗ったいさき、地元でも珍しい根付あじなど、それぞれの魚の特徴が際立つ刺身と、香ばしい風味の炙り身を一度に味わえる贅沢な丼です。
こちらは「淡路牛のローストビーフ」。地元の業者から仕入れる淡路牛は、色鮮やかな赤身にサシが絶妙!淡路玉ねぎのスライスとともに頂くと、牛肉の濃い旨味と爽やかな玉ねぎの風味が何とも言えません。
スイーツはパートナーの智子さんが担当。自然素材にこだわって丁寧に作られたスイーツは、どれも絶品です。
米粉と発酵バターを使ったガトーショコラは、しっとりとした生地に濃厚なチョコの味が秀逸!
北坂養鶏場の卵と淡路島牛乳「匠」、それに種子島の洗双糖を使ったプリンは、優しい甘さとなめらかな舌触りが特徴です。
「たっぷり生クリームの生しふぉん」は、生地の柔らかさとほんのりとした甘さが、風味豊かな生クリームで際立ちます。
「シンプルに“おいしい!”と感じて頂くことが一番大切」と山下さん。地元の生産者とも多くの繋がりができ、質の高い地元食材をふんだんに使用できることがありがたいと話します。
平日には日替わりランチも提供する同店。子ども連れのお客さまも歓迎とのこと。清潔で穏やかな店内の雰囲気、すべて手仕込みで大切に作り上げた料理やスイーツの数々に、お二人の温かなお人柄を感じる居心地の良いお店です。
詳細情報
- 場所
- かふぇ食堂おるか
(洲本市小路谷1281-6)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 【昼ごはん】11:30~14:00(L.O 13:30)
【夜ごはん】 17:00~20:30(L.O 20:00) - 定休日
- 日曜日の夜、月曜日
- TEL
- 050-8884-8784