城跡が望めるおいしい赤穂の和菓子が手に入る名店!
再開したお城通りの赤穂銘菓『かん川本舗』を訪ねてきました 赤穂市
すぐ隣には赤穂城跡という、最高の立地場所にある和菓子やさん『かん川本舗 大手門前店』。コロナ禍は閉店していたお店が10月に再開したと聞いて訪れてきました。
駅前に本店を構える『かん川本舗」』の大手門前店で、大きく立派なお店の入り口は南に1つ、東に2つあり、どこからでも入りやすくなっています。
店内も広々として開放感がたっぷり。南入口近くには大きな大石内蔵助の立ち姿の置物が目を引きます。
ショーケースや商品棚には赤穂が誇る銘菓がずらり。どれもおいしそうです。
店内奥には落ち着いた雰囲気の喫茶スペースもあり、同店の商品と抹茶や珈琲を楽しめます。城跡の散策途中にほっとひと息つけそうですね。そんな自慢の和菓子を人気順にいただきました。
堂々の第1位は看板メニューの「塩味饅頭 志ほ万」。同店の塩味饅頭の特徴は、きめ細やかな餡にあります。寒梅粉の生地に包まれた甘い餡に塩味が絶妙な相性で、和菓子なのにブラックコーヒーが合いそう。白・抹茶の他に紅白のものもあり、縁起物に重宝されているそうです。
2位の「義士もなか」は、こし餡をお餅で包んで最中にはさんだもの。パリッとした最中ともっちりしたお餅にしっとりした餡、全ての食感のハーモニーが楽しめて美味です~。
続いていただいたのはずっしり重いインパクトで3位となった「はりま銘菓 松の雪」。見てください、この大きさ! 手のひらに余る三笠の重量はなんと220gもあります。
もちろん味も期待を裏切りません。ふっくらとした生地の中には、しっかり粒の残った餡がこんなにもたっぷり!これ一つでランチになりそうなくらい、食べ応えがあり満足感を味わえますよ。
「銘菓 名月」は薄皮の生地の中に固めのこし餡がぎっしり。香ばしい皮と素朴で甘さ控えめな餡が食べやすいお饅頭です。
最後は「赤穂名産 志ほみ羹」。しっかり固い羊羹は繊細な甘さに加え後味に塩味がやってきます。豊かな塩の味わいが甘さを引き立てていて止まらずに、少しだけのつもりがついつい何度も切って食べてしまうほどでした(汗)。
同店の商品は公式HPや電話でも注文可能。贈答品など各種予算に合わせて選べます。
店長の寒川さんは「一面の窓から赤穂城跡も望める2階では、イベントもできる広いスペースも構えており、今後は様々な催し物に使っていただきたい」と1階店舗との相乗効果を期待しています。
赤穂駅から赤穂城跡まで歩いたあとは、思い出と共に赤穂銘菓を食べながら、豊かな街の話に花を咲かせるのもいいですね。
詳細情報
- 場所
- かん川本舗 大手門前店
(赤穂市加里屋南3-5)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 10:00~16:00
- 定休日
- 水曜日、木曜日
- TEL
- 0791-55-9111
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