海洋深層水を活用した「天海（あまみ）の塩」や「天海の水」を製造・販売している赤穂化成株式会社（本社：赤穂市）が、天日塩製造施設『天（あま）のハウス』を11月16日にオープンしました。

同施設では結晶工程を天日（てんぴ）で行う “無添加塩” の製造が行われており、その様子を公開する「工場見学」（平日限定）の受け入れも実施しています。

特筆すべき点は工場見学に「ランチ」と「ワークショップ」がセットになった “体験型観光プラン” である点。

参加者は天日塩（てんぴえん。海塩を太陽熱と風力のよって水分蒸発させて結晶化した塩のこと）の作り方を学ぶだけでなく、塩作りや味噌作りを実際に体験したり、海洋深層水や天海の塩を使ったおいしい和食ランチを堪能したりすることができます。

「工場見学」では天日塩の結晶工程の見学や、極力電気を使わない環境に優しい塩づくりに関するパネル展示、1釜ごとにオーナーを募りオリジナルの塩を作る “マイソルト” 制度についての紹介などを実施。

昔ながらの「平釜」の塩作りと「赤穂の天塩」包装ラインを見学することもできます。

味噌作りワークショップの様子

「ワークショップ」は塩作り（赤穂の塩、ワイン塩、季節の塩）、味噌作り（冬季限定）、梅干し作り（6～7限定）から選ぶことができ、写真の味噌作りワークショップでは大豆を潰し、塩入り麹を作るところから体験することができるそうです。

※体験するワークショップは予約時に選択。内容によって料金が変わります。

「サツキマスのひつまぶし」※＋1,000円で「鰻のひつまぶし」に変更可

ワークショップの後は、工場に併設されたカフェで同社自慢の「ランチ」に舌鼓。写真の「サツキマスのひつまぶし」は、海洋深層水で養殖した “幻の魚”「サツキマス」をゴマ醤油に漬け込んだ一品で、とろっとした口当たりが愉しめるそうです。サツキマスと一緒に丼に盛り付けられた「とろける油揚げ」も絶品とのこと♪