姫路市書写にある天台宗の寺院「書寫山圓教寺（しょしゃざんえんぎょうじ）」で11月17日から19日まで「書写山 もみじまつり」が開催されます。今年は姫路城世界遺産登録30周年記念事業として実施。

秋になると山中に自生しているモミジ、イチョウが色づき、例年11月中旬から11月下旬頃まで紅葉が見ごろとなります。イベント期間中は17時から20時まで摩尼殿周辺で紅葉のライトアップも行われ、幻想的な景色が広がります。

左：十妙院（国指定重要文化財）、右：木造性空坐像（国指定重要文化財）

また、十妙院内部、開山堂内部および木造性空坐像、金剛堂内部および天井絵の、通常は非公開とされている3つの国指定重要文化財を特別に公開。

十妙院では狩野派の画家・狩野永納によるふすま絵3枚を見ることができ、公開されるのは実に4年ぶりだとか！

さらに、11月18日には数々の映画で登場する圓教寺常行堂（国指定重要文化財）を会場に、和太鼓演奏「縁 -EN-」の特別奉納公演も実施。観覧無料。

兵庫県を拠点とし、日本のみならず、世界30ヶ国で和太鼓奏者、舞台芸術家として活躍する陽介さんが、霊的な表現で織りなす神秘的な演奏を披露します。

11月17日から26日までは「書写山スタンプラリー」も同時開催。摩尼殿、三之堂（食堂）、開山堂、書写山ロープウェイ（山上駅）、姫路市書写の里・美術工芸館の5か所を巡ると美術工芸館でプレゼントがもらえるそうです。