神戸電鉄小野駅から車で約5分。閑静な住宅街の一角に、オシャレなカフェがあるとの噂を聞きつけ、取材に行ってきました。

もともと大きな倉庫だったという「GRIZZLY COFFEE（グリズリーコーヒー）」。所々に元の姿を感じさせつつも、オーナーである浅田さんのセンスが随所に散りばめられた素敵な空間が広がります。

営業時間が長い同店。夜になるとまた違った雰囲気を楽しめるんだとか

店内は全て浅田さんの好みで作られたそう。大きな窓から降り注ぐ光が本当に心地よく、フォトジェニックな空間は癒し効果抜群です♡

（左）「ザ ドーンウォール」1,490円（右）「アイスカフェラテ」600円（いずれも税込）

この日は、同店イチオシのサンドウィッチ「ザ ドーンウォール」と、コーヒー本来の甘味が最も感じられる「アイスカフェラテ」を頂きました！

Instagramで見て衝撃を受けたこの断面！2種類のチーズがトロ〜リ溶けて、筆者の食欲は頂点に！

神戸の北野にある人気ハンバーガー店「Hyoe's BURGERS＋FRIES」監修のサンドウィッチは、この店でしか食べることができません。

オリジナルバーベキューソースのレシピをそのまま受け継ぎ、同店だけのために作られたプルドポークを仕入れて作られています

浅田さんもイチオシのサンドウィッチは、中の具が舌に当たった瞬間、「美味しい！」と声を漏らさずにはいられないほど♡

パインのフルーティな甘味、柔らかくボリューミーなプルドポーク、ピリッと辛いハラペーニョが作り出す絶妙な一体感は、他では真似できない美味しさです。

「ダークチェリートニック」650円（税込）。「ザ ドーンフォール」に合わせて作られたドリンク。コーヒーと炭酸を組み合わせ、ビールのような感覚で楽しめるそう ※同店Instagram写真より

ふんわりもっちり食感が特徴の北海道産小麦「春よ恋」を使用したパンの柔らかさも相まって、「一度は食べないと損！」と思うほどでした。

続いて、アイスカフェラテを口に含んだ筆者は、想像以上に甘くマイルドな味わいにビックリ！

「エスプレッソコーヒーは苦い」という印象が強かったのですが、えぐみや苦味が一切ない、まろやかなコーヒーの味に驚きました。

思わず「本当にシロップ入ってないんですか？」と聞いてしまうほど

浅田さん自身、もともと「コーヒーは苦い」というイメージがあり、あまり飲まれなかったんだとか。

しかし、会社員時代にフラリと立ち寄ったカフェのコーヒーに「全く苦味がない！美味しい！」と感動してから、コーヒーの魅力にハマってしまったんだそう。

自分が求めるコーヒーの味を作り出すため、完全独自の抽出方法で、日々試行錯誤されていた浅田さん。

偶然立ち寄った大阪にあるコーヒー専門店「CAFENOOTO COFFEE」で、まさしく追い求めていたコーヒーの味に出逢われました。

厳選された同店のコーヒー豆を自宅で味わうこともできます

浅田さんが行っていた完全独自の抽出方法が、このお店の抽出方法とほぼ同じだったことに衝撃を受け、その場でコーヒー豆の仕入れを決められたんだとか。

これまでのエスプレッソコーヒーの常識を覆す味は、コーヒー好きな人はもちろん、コーヒーが苦手だと感じている人ほど、試してみて欲しいと感じました。

「バスクチーズケーキ」450円（税込）。火の入れ方工夫することで、トロットロの食感を実現したチーズケーキは、コーヒーとの相性も抜群！※同店Instagram写真より

来年には、店の奥で雑貨屋さんをオープンする予定だとか。浅田さん好みのアンティークな雑貨を、国内外問わず取り寄せて販売予定とのこと。

床に映ったドアの文字さえもインテリアの一つに

絶品サンドに美味しいコーヒー、お店を彩る抜群のセンスに触れ、来年の雑貨屋さんオープンも今から楽しみで仕方ありません♡