姫路市石倉にある店舗が集まる小さな村「ザッパ村」にバーニャカウダのランチを食べられるお店『小さなしあわせあつまるカフェharappa』があると聞き、取材に行ってきました。

外国のお家のようなかわいい1軒家

JR姫新線太市駅から北方向へ徒歩で約15分、「ザッパ村」内の南端に位置する水色と白が基調の洋風の一軒家。同店の手作りの看板が目印です。

ピンクの壁紙の部屋は、村長野阪さんの子ども部屋！

16年前に村長の野阪さんが自宅をDIYしてスタートした同店は、「ザッパ村」最初のお店なのだそう。絵本の世界に入ったような店内は、家具はもちろん、インテリアや棚など細部に至るまで「小さなしあわせ」を感じる空間が広がっています。

「はらっぱ〜にゃからだ」1,540円（税込） 選べるメインは「MIX」「低温鶏ハム」「白身魚の包み焼き」の3種類

今回は、自家製バーニャカウダソースで楽しむお野菜たっぷりランチプレート「はらっぱ〜にゃからだ」を注文。筆者は、選べる3種類のメインから自家製塩麹を使った唐揚げとガーリックシュリンプの「MiX」を選択しました。ボリューム満点で彩り豊かなプレートは、どれから食べようか迷ってしまうこと間違いなし♪

自家製ソースは、温めた状態でいつでも食べられるように提供

冷たい新鮮野菜を、温かい自家製ソースにDIPしながら食べるバーニャカウダーはGOOD。みずみずしい野菜の甘さと特性ソースとの相性は抜群で、一度食べると手が止まらず、他のおかずがあることを忘れてしまいそうになったほどです（笑）。

ガーリックシュリンプ・唐揚げ・煮卵

塩麹を使った唐揚げは、肉厚なのに柔らかくてジューシー。煮卵は、卵本来の黄身の甘さと味が染み込んだ白身の味とのバランスが絶妙な一品です♪

にんにくの香りが香ばしいガーリックシュリンプ

カリッと揚がったガーシックシュリンプは、脂っこさがなくおいしい！にんにくの風味が食欲をそそり、疲れた体にエネルギーが満ちていくのを感じられるかもしれません♪

地元の方やザッパ村内にある就労支援B型事業者の利用者さんたちが作った新鮮野菜

オリーブ油とソルトも用いてオーブンでじっくり調理した焼き野菜は、一口食べると口の中に野菜の旨みが広がっていくのを感じます。

「コーヒー」と「ミニデザート」＋440円（税込）でランチにセットすることもできます

食後のコーヒーゼリーも自然の甘さが感じられる絶品ゼリー！スタッフが毎朝庭で摘み取った花が添えられているのもしあわせ♡

子どもの遊ぶスペースや芝生もありゆっくり過ごせます

同店は、犬と同伴可能なバルコニーもあり、ザッパ村全体で楽しい時間を過ごせるようにと外で食べられるサイドメニューもがあるのも嬉しい。

Zappa村は、8店舗の直営店と4店舗の委託店が一つの村のように営業中！

村のシンボル「クジラダファミリア」も必見！播州織りの布を貼り合わせているので常に完成がない「くじら」は、終わりのない「もの作り」の象徴にピッタリで、スペインのサクラダファミリアにもじったのだそう。

くじらを見て芝生でゆっくり、コーヒーを飲んで雑貨を買ったりと色々な時間の過ごし方ができますよ♪

（左上）村長野阪さんとお子さんたち（右上）harappa店長さん

「とにかくやってみるで今までやってきました。今は、村の事、staffの事、訪れた人が幸せな時間を過ごす事を考えながら色々勉強して、楽しみながら取り組んでいるんですよ」と笑顔で話す野阪さん。

色々なところに素敵な言葉も発見できますよ

足元にも素敵なメッセージがいっぱい。下を向くようなことがあっても、ここにくればきっと元気になれるそんな場所を見つけて、幸せな気持ちで帰路につく筆者なのでした。