ヒツジが一匹、二匹…。どこまで数えられるでしょうか
夏の『六甲山牧場』で動物たちとの触れ合いを満喫!神戸市灘区
豊かな緑に青い空、さんさんと照り付ける太陽!この時期ならではの自然を満喫したいけど、なんてったって暑すぎる!!そんな人におすすめな、"ちょっと涼しい"夏の六甲山牧場をご紹介します!
今回、記者はJR「六甲道」駅から市バスに乗り「六甲ケーブル」へ。20分間隔でやってくるケーブルに乗って「六甲山上」駅まで向かいます。およそ10分、自然の中をずんずん進んでいきます。
この景色を見たら「六甲山に来た!」という実感が湧きますよね。景色を思う存分堪能したら、スカイシャトルバス②に乗って六甲山牧場へと向かいます!
甲子園球場約32.6個分の広さを有する六甲山牧場(うち一般開放ゾーンは、甲子園球場約6個分)。雄大な自然の中でヒツジやヤギ、馬など9種類の動物を飼育していて、その多くとの触れ合いを楽しめるのが大きな魅力。
特にヒツジは約200頭という多さなんです!今回は各エリアを、悠々と過ごすヒツジと共にガイドしていきますよ~。
①北エリア 【ヒツジ度】★☆☆
牧場内に入ってまず広がるのは「北エリア」。ヤギやモルモット、馬などが過ごすこのエリアでは動物のエサやり体験などが楽しめます。入口すぐにあるのは「ヤギ舎」。エサをもらう気まんまんで体を乗り出すヤギは、入口からやってくるお客さんを凝視。
エサをやる以外にも、こうやって触れ合うことができるのも楽しい!最初はちょっと怖かったものの、意外と人懐っこくてかわいい。
6月には新たなスポット「カウボーイエリア」が誕生。流れるカントリーミュージックを感じながら、乗馬を楽しむことができます。
訪れた時間帯は、牛やポニーなどのごはんタイム!でもこのエリアには肝心のヒツジがいません。ヒツジをどうしても見たい記者…。次のエリアに移動しようと思ったその時!
遠くから颯爽と走ってきたのは、ヒ・ツ・ジ!記者、この日初のヒツジさんに大興奮でした。でもこれは序の口。胸を膨らませて次のエリアへ向かいましょう!
②南エリア 【ヒツジ度】★★☆
次に向かったのは「南エリア」。オスヤギや牧羊犬、ウサギなどが過ごしています。
ここには動物のほかに、様々な体験ができる施設が勢ぞろい。
こちらの売店「ヒュッテ」ではソフトクリームを販売。暑さもさることながら、六甲に来たらやっぱりアイスでしょう!ということで、ここでしかいただけない可愛らしいソフトクリームをいただきました。
クッキーや柿の種などで牛の顔を表現した「牛さんソフトクリーム」です。その可愛さはもちろん、濃厚な甘さとカマンベールチーズのしょっぱさのバランスが◎。雄大な自然の中でいただくソフトクリームは格別でした!
ほかにも「まきば夢工房」では乳製品の手作り体験やウールクラフト体験などを実施。動物とのふれあい以外にも、年齢を問わずに楽しめそうです。
取材に伺った日、いたるところで咲き誇っていたのは色とりどりのアジサイ。郊外で見るよりもイキイキとしていて鮮やかです。
アジサイに見入っていると、やってきたのは2匹のヒツジ。近づいても、見向きもせずに一生懸命草を食べる様子がかわいい。でもまだ、3匹しか見ていませんよ?!200匹ものヒツジは、一体どこへ?
③東エリア 【ヒツジ度】★★★★★★
次のエリアに移動中、美しいアジサイを見つめていると…。あれ?あの白いモフモフ。もしかして…ヒツジ?!
「まきばのつり橋」を渡って、ただちに現場に直行!渡り終えた瞬間、目の前に広がる光景に驚きです。
ヒツジだらけ~!!探しましたよ~!ここにいたんですね~!
草をむしゃむしゃ食べるヒツジたち。いたるところから「メェ~」「メェ~」と鳴く声が。その様子を動画に収めながら、「メェ~」とヒツジに応えるお客さんの姿が印象的でした。
ここはヒツジの多さや景色の美しさから、「写真映え」するとして広報の方がおすすめしているエリア。特におすすめだという「夕陽ヶ丘」に向かいます。
手が届きそうな青い空と緑。どこまでも続いてきそうな景色に、思わず深呼吸したくなります。天気がいい日には淡路島まで見渡せるんだとか。ベンチに座れば、いつまでものんびりしてしまいそう。美しい景色を目の当たりにした記者は、さらに上へ。
向かった先は標高722mの場所「ゴールデンポイント」です。見下ろす景色はまさに圧巻!緑の上にポツポツと並ぶ白いヒツジが印象的でした。
「あ~景色もヒツジも堪能したし、そろそろ降りようか」。そう思って振り返ると、柱の陰に見え隠れする白いモフモフ。ん?もしや…。
こんなところまで、まさかのヒツジ!なぜかヒツジ側もびっくりしたような顔をしていました…。
自然の中にいるたくさんの動物と、体験の数々。今年の夏は六甲山牧場でちょっと涼しく、とっても楽しく過ごしてみては?
詳細情報
- 場所
- 神戸市立六甲山牧場
(神戸市灘区六甲山町中一里山1-1)
GoogleMapsで探す - 時間
- 9:00~17:00 (最終入場 16:30)
- 定休日
- 火曜日(2022年7月21日~8月31日は無休)
- 入場料
- 3月~11月 大人 600円、小人 200円
12月〜2月 大人 400円、小人 200円
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