50種以上のレパートリー!一瞬の出合いを大切に
岡本の『日本茶カフェ一日 (ひとひ)』で「赤紫蘇のかき氷」を食べてきました 神戸市東灘区
夏といえばかき氷!暑い時期はもちろん、シーズンにとらわれず1年中提供している、岡本の『日本茶カフェ一日 (ひとひ)』(神戸市東灘区)で、期間限定の「赤紫蘇(あかしそ)のかき氷」を食べてきました。
2005年にオープンし、今年で18年。静岡・宇治・八女・嬉野などの個性あふれる茶葉がそろい、“お茶を介して会話が生まれるように、「ひとひ」という言葉から静かな語らいのひとときが始まれば…”、そんな思いで店名が名付けられました。
日本茶のみならず、10年ほど前からかき氷の提供もスタートし、驚くのがレパートリーの数!多いときで1年間に63種も開発し、1~2週間という短いスパンでメニューが変わるというのがおもしろいところ。1度食べ逃してしまうと、来年までおあずけ状態に。
筆者が訪れたときには、毎年初夏に登場しているという「赤紫蘇のかき氷」と出合いました。京都・大原から綺麗な状態で届く赤しそを使用。かき氷全体が、鮮やかな朱色(しゅいろ)にそまり、溶ける前に早く食べないと!と思いつつも、うっとり見とれてしまいます。
心地のいい酸味が身体全体に染み渡ります。暑さで疲れた全身が、みるみるうちに回復していくような、元気がみなぎる逸品です。
中心部には、白あんと赤しそを合わせた「赤紫蘇餡子(あかしそあんこ)」が入り、マイルドな甘さがおいしい♪溶けた氷は、ジュース感覚で楽しめるのも◎でした。
「当店のかき氷は冬にこそ食べてほしい」とマスター。シーズンオフだからこそ、手の込んだフレーバーを開発することができるそうで、「柚子七味」や「ピーナッツクリーム」「関西雑煮」「タルトタタン」など、なんだか気になるものばかり。
現在食べられるメニューは、同店のインスタグラムやブログで紹介されています。
学生が行きかう通りに面しながらも、都会の喧騒を忘れて過ごせる和の空間。大きな窓から光がさしこみ、広々としたテーブル席のほか、奥にはひとりで真摯にかき氷と向き合えるカウンター席もあります。
これから真夏にかけて、同店1番人気の「岡山の白桃」や「ミント」「甘酒パイナップル」のかき氷も登場予定。
台湾風や韓国風、パフェ系やおかず系など、長らく続くかき氷ブームのなかで、季節の食材をストレートに味わうことができる同店のかき氷は、1周回って戻ってきたい安定感のある存在です。
詳細情報
- 店舗
- 日本茶カフェ一日(ひとひ)
(神戸市東灘区本山北町3-6-10 メープル岡本2F)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 11:30~18:00
- 定休日
- 【夏季】月曜、【夏季以外】毎月最終月曜
※臨時休業はこちらから - TEL
- 078-453-3637