こだわりの糀ランチで心も腸も元気になれるカフェ
『古民家cafe ドリーム』で腸活してきました 明石市
暑くなってくると、食欲がなくなってお腹がすかなかったり、胃腸の調子が良くないなぁと感じることがあります。そんな暑さで疲れた身体も元気になれるカフェに行ってきました。
山陽電車の林崎松江海岸駅の目の前にある『古民家カフェドリーム』。外観は趣のある民家そのものです。
扉を開けて中に入ると、店内は奥行きがありとっても広々。昭和レトロな雰囲気になんだか落ち着きます。
店主の谷口真優さん。太陽のように明るい方ですが、これまでに大変な時期もあったんだそう。その時に助けてくれた人たちに恩返しがしたいと、1年前地元に同店をオープンされました。
福祉の現場でお仕事もされてきた谷口さん。小さな子ども連れや認知症の方など、外食しづらい方々にどんどん来てほしいと、3歳未満の子どもには、無料で大人の半分の量の食事を提供しています。
こちらで大人気なのが糀を使った「腸活ランチ」。たっぷりのサラダとメイン、4つの小鉢で構成されていて、メニューはその日にはいった旬の食材で作るので、毎日お楽しみなんです。時には、釣り好きのオーナーが自ら釣った明石のお魚がならぶこともあるんだそう。
この日のメインは「カレー糀」を使って煮込んだ手羽元。鶏肉はホロホロとやわらかくて、噛むたびに口の中に鶏肉のうま味が広がります。
サラダにかかっているドレッシングも、もちろん糀を使った手作りのもの。ほんのり甘みがあって、さわやか。
小鉢もそれぞれに糀が使われています。こちらは「そら豆とプチトマトの塩糀オリーブオイル漬け」。そら豆の味の濃さとトマトの甘みに驚きました!
塩糀や醤油糀の他にも、お酢糀や昆布糀など、種類はなんと30〜40種類にもなるそう。野菜は無農薬のものを中心に使用していて、それぞれにあった糀をチョイスしているといいます。
全体的に優しい味付けなのに、糀によってそれぞれの旨味や甘みが引き出されているので、素材自体の味をしっかり感じられます。
そして夏の大人気メニューが、レトロな機械で削られる、ふわふわなかき氷。『宇治ほうじ茶ミルク』は、ほうじ茶の芳醇な風味が鼻に抜ける、これまでのかき氷とは全く違う味わいです。手作りの練乳の甘みもちょうど良く、ほっこりしてしまいます。
中には豆腐を練って作った白玉と十勝産の小豆が隠れています。白玉はお客さんが食べるときにちょうどいい固さになるように、熱々を氷の中に忍ばせています。こういう心遣いとひと手間が嬉しいですよね!
スイーツをもう一品。葛粉を使った「わらびもち」です。口に入れるとスーッと溶けて、優しい甘みが舌の上に残ります。小さなお子さんや病気などで飲み込む力が低下した人にも食べてほしいと、ひたすら1時間鍋をかき混ぜ続けて作っているそうです。
谷口さんの明るさと美味しい食事で、リピート率がとても高いという同店。かくいう私も、取材の翌週には友達親子と再びお邪魔しました!夏バテで無くなっていた食欲も復活し、糀にもお店にもはまりそうです。
詳細情報
- 場所
- 古民家cafe ドリーム
(明石市南貴崎町5-17)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 11:30〜16:00
※夏場は海水浴客で混み合うため
ランチ
11:30〜13:00
かき氷・デザートなど
13:00〜14:30
14:30〜16:00
の3部制(完全入れ替わり)となります - 定休日
- 水曜日、日曜日(土曜不定休)
- TEL
- 080−4482−7250
- 備考
- 販売日
「腸活ランチ」月曜日・火曜日・金曜日・土曜日
「わらび餅」火曜日・金曜日
「親子丼」木曜日
「卵かけご飯」木曜日