ボディケアのプロが”食”でも支えてくれるカフェがあると聞きつけ『AO CAFE&SHOP』（神戸市中央区）へ取材に行ってきました。

”青”が印象的な入口と木々に白い看板が目印。築50年以上の空きビルをリノベーションした同店。なんと店内の塗装にはお客さまも参加されたのだとか

お店は阪急春日野道駅を西へ、国香通2丁目の交差点を南へ下ってすぐの路地を入ったところにあります。もともと六甲道でサロンをしていたオーナーが食でも健康を支えたいと移転と同時にカフェを併設。1階がカフェ＆ショップ、2階は整体やハーブテントなどのボディケアサロン、3階はヨガスタジオの複合施設として、6年ほど前にオープンしました。

店内はカフェスペースとして大きなテーブルに6席、窓際のテーブルに4席があり広々とした印象。左側の雑貨のコーナーにはオーナーがセレクトした商品たちが並んでいます。

大きなテーブルはレッスンの合間の憩いの場にも

観葉植物や雑貨などおしゃれに飾られていて、初めてでも不思議と落ち着ける空間です。

ランチ営業は金～日曜日のみ。メニューは週替わりで毎週3種類ほどが用意されメインのおかず選びます。取材時のメニューはこちら。

”今週のMENU”は黒板で。ドリンクメニューは右のボード

「夏のよだれ鶏」のプレート。ランチはメインのおかず、デリ、玄米ご飯がセットになっていて、この時期のメニューは夏野菜がたっぷり入っています。

おかず「夏のよだれ鶏」を注文。1,320円（税込）
デリ（紫キャベツのラペ、にんじんのガーリックラペ、チンゲン菜とマイタケのスパイス炒め、おかひじきとピーマンのナムル、シャドークイーンのポテサラ、オクラとお豆腐やっこ、甘長とうがらしのバターソテー）

メインのよだれ鶏は柔らかくてぷるっぷる。ピリッとしたタレがかかっていて食欲をそそる一品。デリはこれ1つで野菜不足が補えそうなほどの種類とボリュームが嬉しい♪

分子栄養学を学んでいる整体師の”おさるちゃん”が料理を担当していて、食べたものから栄養が摂取できるよう鮮度の良いものや旬のものをメインに使って組み合わせているのだそう。

そしてカレーがこちら。

「キーマカレー」1,320円（税込）カレーにもデリがのっています

カレーはオーナーでありヨガのトレーナー”あやちゃん”が担当。スパイスから作るというキーマカレーは肉の旨味やコクを感じるのに後味がスッキリしています。聞けば玉ねぎとにんじんが大量に入っているのだとか。背徳感が一切ない絶品カレーでした。

今週のおやつには「ココナッツ豆花」と「自家製ハーブソーダ」。

「ココナッツ豆花」704円（税込）
「自家製ハーブソーダ（ローズとハイビスカス）」748円（税込）

ココナッツ豆花は、豆乳とココナッツミルクを寒天で固めたものにバナナやナッツお豆が入っていて、食感が楽しいおやつ。自家製ハーブソーダも華やかな香りが感じられこの時期ぴったりのドリンクです。

かき氷風の「梅酒のグラニテ」もおすすめ。煮詰めた梅酒を氷にかけたシンプルなおやつですが、梅酒の酸味と味が染み渡り夏バテが解消しちゃいそうです。

「梅酒のグラニテ」594円（税込）、「穀物コーヒー」594円（税込）

雑貨のコーナーにはカフェでも使われている有機の商品や、”SDGs”の活動に繋がっているものなどが揃い、自然のために小さくても何か出来たらという想いからセレクトされています。

洗剤やカフェでも利用している商品など、自然にもやさしいものをセレクトしています

気になる商品はぜひ質問してみてくださいね。

お洋服はオーナーがタイに滞在しているときに出会った孤児院のオーナーさんたちが生産しているもの。売上の一部が寄付され生産者側へ還元される仕組み

「体を整えて元気になったり表情が晴れたりと、出会った人たちがいきいきしていくのが嬉しい」と話すオーナーたちの雰囲気にも、とっても癒されます♪

左からみどりちゃん、あやちゃん、おさるちゃん

美味しいランチが食べたい、野菜不足を感じるとき、なんだかおしゃべりしたいな～など、少しでも当てはまったら行ってみる価値ありのカフェを見つけました♡