加古川市の『円照寺』でアジサイが見ごろを迎えています。7月上旬まで楽しめる見込みとのこと。

1441年に開基した『円照寺』は「花の寺」として知られ、3月から11月にかけてアジサイやユキヤナギ、スズランなどの花が咲き乱れます。訪れる方にとって心が安らぐ、生きる元気が出るお寺にしたいと現在の住職が花の管理を行っているんだとか。

豊臣秀吉の陣鐘

境内には豊臣秀吉が中国平定の戦いで、山口県の上野八幡宮の鐘を陣鐘として使い、帰京の際にこの地に置いていったものといわれている「豊臣秀吉の陣鐘」（市指定文化財）や、天井にはハスの花を象徴した、鮮やかなピンク色の照明が施されています。

毎年、それぞれの花の見ごろの時期には華やかな景色を求め、多くの来場者でにぎわうとのことですが、6月からは約90種・350株のアジサイが見ごろに。色とりどりのアジサイが境内を彩る様子は必見です。