加古郡播磨町の『兵庫県立考古博物館』で7月22日より、夏季企画展「新発見！ひょうご発掘調査速報2023」が開催されます。8月27日まで。

同展は、兵庫県教育委員会が発掘調査報告書を刊行した遺跡について、各遺跡を代表する遺物を展示。特に重要な遺跡について、速報として紹介するもの。

今年は神戸市の「宅原遺跡群」や姫路市の「池ノ下遺跡」などの10の遺跡で発掘調査を実施。その成果や出土品を約360点を紹介します。

また今年は県内五国の5つの遺跡から県の文化財にも指定されている選りすぐりの出土品も紹介。石室に供えられた玉類や 朝鮮半島産の陶質土器など、約20点が展示されるということです。

また関連イベントとして専門員による講演会や、調査担当者による「発掘調査速報会」を開催。

担当者は「令和4年度に行った最新の調査成果を一堂に公開します。あわせて旧五国からなる兵庫県の多彩な文化を示す県指定文化財の展示も行います。是非お越しいただき、昔のひょうごに思いを馳せていただければ幸いです」とコメントしています。