姫路市の『兵庫県立歴史博物館』で7月15日より、「海洋堂と博物館-フィギュア・ジオラマ・日本文化-」が開催されます。9月3日まで。

日本を代表するフィギュアメーカー「海洋堂」は平成11年、「チョコエッグ」のオマケ動物フィギュアによって一大食玩ブームを起こしました。その作品やさまざまな事業には、他のメーカーにはないユニークさが特徴です。

ガメラ1996　平成8年（1996）　©KADOKAWA NHFN/1996

同展では「海洋堂」の歴史を振り返るコーナーのほか、作品に見られる「日本文化」への志向を、同館が所蔵する本物の歴史資料と並べて対比しながら、妖怪、仏像、自在置物、郷土玩具、浮世絵、伝統文化というジャンルに分けて紹介するコーナー、「海洋堂」が持つ「博物館」への志向を、海洋堂フィギュアミュージアム黒壁が製作したジオラマと、海洋堂が製作した博物館限定のミュージアムグッズなどを通じて紹介するコーナーなどを設置。

阿修羅像　平成21年（2009）　©KAIYODO

また、フィギュアとジオラマによるクイズコーナー「海洋堂からの挑戦状」も設けられます。担当者は「ぜひご家族連れでお越しください！」と呼びかけています。