温かな人の輪が繋がる和風カフェ
夙川沿いにある『セルクル ディッシュ&コーヒー』に行ってきました 西宮市
苦楽園口駅から徒歩約7分。甲山方面に夙川散策を楽しんで、ちょっと一息をつきたい時にピッタリな場所にある『Cercle Dish and Coffee(セルクル ディッシュ&コーヒー)』に行ってきました。
ひときわ目立つブルーグリーンの大きな暖簾が目印です。
平屋の民家を改装した同店は道路より1段高いところに位置しているので、店内から夙川を見降ろすことができます。素敵なロケーションにさっそく気分が上がる筆者♪
引き戸を開けて店内に入ると、店主の柳生さんが笑顔で出迎えてくれました。キッチンからも笑顔の若い女性が。聞けばお二人は母娘なのだとか。この日はお客様がたくさんいましたが、息の合ったやり取りでお店を切り盛りしていました。
明るい店内はどこかレトロな雰囲気が素敵。席と席の間のスペースも広く取られているので、混んでいてもゆったりと過ごすことができそうです。
今回筆者は「今週のセルクルランチ」を注文。メインの「ロール春キャベツ」に「蓮根と長ネギと桜エビの塩きんぴら」「ユキノシタとカブの天ぷら」「わけぎのレモンぬた」などの小鉢6品と「雑穀ごはん」「豆腐と花椒のみそスープ」が付いた、大満足の内容です。
食事の調理担当は母の真子さん。野菜は農家さんの直営市場から仕入れているそうで、季節の素材を取り入れるのが楽しくて、メニューのアイディアが次々と浮かぶのだとか。
塩きんぴらに入っている桜エビは香ばしく、蓮根と長ネギという意外な組み合わせにも見事に調和しています!わけぎは、爽やかでシャキシャキの歯ごたえ。滋味にあふれる器に上品に盛り付けられたおかずは、どれも家庭的なのに、忙しい現代家庭では中々作れない手の込んだものばかりでした。
食後のスイーツに「桜シフォンサンド」も注文。ふわふわのシフォンケーキには桜餡とホイップが挟まれており、桜の花とピスタチオが色鮮やかにトッピングされていました。隣に添えられた桜の花びら型のクッキーも可愛い!
スイーツを担当しているのは娘さん。お母さま同様、季節ごとにメニューを考えていくのが楽しいそうで、女性目線で嬉しい工夫がいっぱい。しっかりお昼ご飯を頂いた後でしたが、見た目よりも軽いので、罪悪感なく完食しました!
一緒にいただいたドリンクは「特上ほうじ茶」。ほうじ茶はポットで出てくるので2煎までいただるのも嬉しいポイント。
店名の「Cercle(セルクル)」は、ケーキなどの洋菓子を作る際に使用される円形の調理器具のことで、“サークル=輪”を意味し、色々な人と繋がるお店になって欲しいという思いが込められています。
そんな同店ならではの、“人と人を繋ぐイベント”も不定期で開催しており、4月30日にはハンドメイド作家さんを呼んでマーケットを開くそうです。
この日は、店内にミモザの花が飾られていたのですが、こういった季節の花々なども店主の友人が持ってきてくれるのだとか。名前の通り、温かな人々の輪で繋がっている素敵なお店でした。
詳細情報
- 場所
- セルクル ディッシュ&コーヒー
(西宮市松風町8-21)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 平日 11:00~16:00(L.O.15:30)
土祝 11:00~17:00(L.O.16:30)
- 定休日
- 日曜日、月曜日
- 駐車場
- 3台分あり
※駐車場の予約は受け付けておりません - TEL
- 0798-71-0031
- イベント情報
- <セルクルマーケット>
【日時】
4月30日(日)
10:00~17:00
ハンドメイド作家さんがセルクルに集結!
当日は店内でのお食事・カフェはお休みで一部テイクアウトが用意されます
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