激戦区で常連に愛される珈琲店の新店舗が“便利”に

『三ツ豆珈琲サテライトストア』に行ってきました　西宮市

兵庫県のカフェ激戦区として人気のエリア苦楽園で、地元の方に根強い人気を誇る「三ツ豆珈琲」（西宮市苦楽園）が、テイクアウト専門店として「三ツ豆珈琲サテライトストア」を今年の1月6日にオープンしました。
出典：Instagramより 三ツ豆珈琲本店（西宮市苦楽園）の様子
シックで落ち着いた内装の本店は、ランチ会の後のティータイムやデートで利用される方も多い大人な雰囲気のお店です。
出典：Instagramより　プロバット社22kgヴィンテージ焙煎機
1800年代からコーヒーの焙煎機を製造し続けてきたドイツの老舗メーカー「プロバット社」の中でも1970年製の貴重なもの
重厚で存在感のあるこちらは重さ1tもある焙煎機。オーナーが理想の味を求めて試行錯誤すること数十年、ドイツのヴィンテージ焙煎機『OLD PROBAT』を採用することに決めたそうです。

本店ではこれをお目当てに来店される方もいらっしゃる程、貴重な焙煎機で作る“特別な一杯”が美味しいと料理人や芸能人など数多くのコーヒー通に愛されて来た名店。
提供写真：三ツ豆珈琲店より
一方、近未来的な雰囲気が感じられる新店舗は“便利で美味しい体験”をコンセプトに若い世代に向けて、本格的なスペシャリティコーヒーとコーヒー豆を販売するテイクアウト専門店に。
ブラジル・ケニア・インドネシア・エチオピア・コロンビア産の深煎り・浅煎り・中煎りのコーヒー豆が揃う
焙煎した珈琲豆がそのままパッキングされているので、購入後にご希望の方はその場で粉に挽いてくれるそうです
店内でまず目を引いたのがこちらの大きな自動販売機。あの焙煎機で焙煎した本格的なコーヒー豆が気軽に購入できるんですよ、すごい〜。
取材時はHOTとICEが、ブラジル・エチオピア・インドネシア産から選べました！各300円（税込）から
自動販売機の横に設置されているのはドリップコーヒーマシーン。深煎りの苦めなものが好きだと伝えると「インドネシア産のマンデリン・シナール」350円（税込）をオススメしてくれました。

自分でカップをセットしてボタンを押すだけ。ボタンを押すとすぐにコーヒーのいい香りが漂って来ました。
同店のコーヒーは、冷めても美味しいから不思議
出来立てと時間が経ってからで味の雰囲気が変わるのも面白い！！
なんと1分ほどで完成、コンビニのコーヒーみたいに簡単に利用できるから便利。しかもコーヒー屋さんの本格的な味が楽しめるなんて最高ですね。

オープン記念として、コーヒー豆を購入された方に「ブラジルサントスの豆」と「ドリップコーヒーマシンのコーヒーを1杯」のサービスのご用意も。こちらのサービスは、お豆がなくなり次第終了ですので詳しくはお店の方に聞いてみてくださいね。
“いい豆を仕入れること”と“焙煎の仕方”で味の8割が決まると話してくれました
ちなみに、コーヒー店らしくハンドドリップで淹れてくれるメニューもありましたよ。豆もその場で挽いてくれ鮮度抜群。
「コスタリカ　ジャガーナチュラルアナエロビック」600円（税込）
アナエロビックはスペシャリティーコーヒーの最先端のもの
焙煎機だけでなく高品質な豆選びにもこだわっているオーナー
気軽に飲めるドリップマシーンと、じっくり丁寧に淹れてくれるハンドドリップ、用途に応じてどちらも楽しめるなんて最高ですね。
本場イタリアさながらに食後や休憩時間にサクサクっと気軽に楽しめるようエスプレッソやカフェラテもメニューに追加する予定
今後はオフィス街や若者が多い街らしく、無人化する時間帯を作ることも計画中。もう間も無く、三ツ豆珈琲店の本格的なコーヒーが早朝・深夜帯と気軽に飲める日も近いと思うと楽しみで仕方がありません。

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