どんなカメラでも素敵な写真が撮れるカフェ
『SHIRANKEDO.』に行ってきました 伊丹市
インスタグラムで「#伊丹カフェ」と検索すると、毎回必ずと言っても良いほど人気投稿に表示されるカフェがあります。なぜインスタグラムで若者にこれほど投稿され人気なのか。気になったので行ってみました。
マップで経路検索すると、JR福知山線伊丹駅からは徒歩15分、阪急伊丹線伊丹駅から徒歩10分と、どの駅からも近いとは言えない距離…。多少遠くても行きたくなる魅力があるのかと思うと、ますます気になります。
そのカフェの名前は『SHIRANKEDO.(シランケド)』。伊丹市内の閑静な住宅街にあります。アメコミ風のリスの丸看板が目印です。
緑のレザーチェアに丸テーブル、丸イスが並ぶ店内は、想像していたよりコンパクトで、爽やかな自然光が入口から差し込んでいました。確かにこれは写真好きにはたまらない好条件!写真が趣味の私もワクワクしました(晴れた日の午前中に伺いました)。
店長さんに「インスタグラムでよくお店の素敵な写真を見かけるのですが、お客さんは一眼ミラーレスカメラで撮られているのですか?」と伺ったところ、「いえ、皆さんスマートフォンで撮影されていますよ」とのこと。
メニューの中からSNSで人気の「プリン」と「ブラックラテ」を注文しました。
早速撮影してみました。テーブルの上にレイアウトして写真を撮ると、何も難しい技を使わなくてもこんなに映えます。もちろんプリンもブラックラテも単体でも写真映えするのですが、程良い自然光と丸いインテリアがより可愛さを演出しているのです。
店長さんの手作りプリンの食感は、一般的なものより硬めで甘さは控えめ。甘くてほろにがいカラメルソースとよく合いとても美味しいです。「本当はプリンそのものだけを味わってほしいんですが…。ほとんどのお客さんが写真を撮られるので写真映えのためにホイップクリームとチェリーをトッピングしています(笑)」と店長さんは語っていました。
竹炭パウダー入りの黒いベースに、白い模様のラテアートが美しいブラックラテ。日本では珍しいブラックラテですが、海外では一般的によく見かけるメニューだそうです。竹炭にはデトックス効果があり身体に良いとのこと。
味わいは普通のラテと特に変わらずまろやかで美味しいラテです。最後に竹炭パウダーのシャリシャリ感が少しあります。飲んだ時に上唇が少し黒くなりますが、ティッシュで軽く拭けば気にならない程度です(ただしお洋服に付くと落ちないそうなので、こぼさないようにお召し上がりください)。
「SHIRANKEDO.」という名前の由来も伺いました。「26歳の時にオーストラリアを訪れた際、イギリス人のご夫婦と出会い仲良くなりました。そのご婦人がデザイナーをされていました。僕がカフェをオープンする時はロゴと考案すると約束をしていて、約束通りロゴ(リスのキャラクター)を考案してくれたのです。赤いリスはイギリスで日本でいう柴犬のようにポピュラーな存在らしいです」。
「お店の名前はかっこいい名前より少しくだけた名前にしたかったので、『SHIRANKEDO.』という名前にしました」。
店長さんは東京でコーヒー店をオープニングから携わったご経験があり、地元兵庫県に戻りカフェをオープン。
「秘密基地のような地域のコミュニティの場としても、ぜひカフェを利用してほしいです。実は今はカフェとサラリーマンの二足の草鞋でさせてもらっているのですが、1年半後には別の場所で新しくカフェを移転リニューアルオープンする予定です。もちろんその時はサラリーマンを辞めてカフェに専念したいと考えています」と語っていました。
詳細情報
- 場所
- SHIRANKEDO.
(伊丹市清水3丁目1-6)
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