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巨岩が並ぶ国名勝の武家庭園が幻想的な光に包まれる

旧益習館庭園「秋のライトアップ」洲本市

2022年11月19日（土）～12月4日（日）の土・日・祝日

淡路島洲本市にある旧益習館庭園で、11月19日～12月4日の週末と祝日に「秋のライトアップ」が行われます。
見たこともないような景色が広がります
洲本市曲田山の山麓に位置する国指定名勝「旧益習館庭園」は、江戸時代前期に徳島藩の筆頭家老であった稲田氏により同氏の別荘に作られた庭園です。後に同氏の学問所「益習館」として栄えた別荘は、1870年に起こった庚午事変により焼失。しかし庭園はほぼ当時の姿を留めています。

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最大で高さ約4メートル、幅約5.8メートルと、庭石としては日本最大級の巨岩が複数並ぶ武家庭園の景観は、全国でも類を見ません。

同庭園のライトアップは洲本市教育委員会が2015年から開催していて、今年で8回目。庭園の背景にある曲田山の紅葉や、三熊山山頂のライトアップされた洲本城の景観は、昼間にも増して幻想的な眺めです。今回は、夜間限定で庭園に建つ書院を開放。書院の中からライトアップされた庭園を眺めることができます。

島内の華道7流派が美しい作品で書院を飾ります

移動音楽団「イギリス一座」による音楽会も開かれます
また期間中は「書院いけばな展」を開催。週末ごとに淡路島内の華道7流派のいけばなが、書院の床の間を飾ります。さらに27日には、古いイギリス民謡を中心にジャンルを問わず演奏する移動音楽団「イギリス一座」による音楽会が開かれます。

入園無料、事前申し込みも不要です。自動車で来場する場合は、専用駐車場がないため、近隣の有料駐車場等の利用が必要となります。

＜記者のひとこと＞
旧益習館庭園は写真で見ると実感が薄いですが、行ってみると「こんな光景見たことない！」とその眺めに茫然となること間違いなしです。洲本市の市街地にあって、洲本高速バスセンターからも徒歩圏内。ライトアップを楽しんだ後は、近隣で食事や夜飲みも良いですね。

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