一番出汁の旨み・香りが堪能できる創作和食に舌鼓
【実食レポ】神戸・裏三宮にカジュアル割烹『御厨(みくりや)べらみ』オープン
三宮の人気立ち飲み居酒屋「べらみ」が10月18日より、カジュアル割烹『御厨(みくりや)べらみ』としてリニューアルオープンしました。 [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
近年話題の“裏三宮エリア”で創作和食が楽しめるなんてワクワクしますね!PRESS編集部もプレオープン日にお邪魔してきたので、さっそく実食レポをお届けします。
店内はカウンターが7席と立ち飲み席が8席。こぢんまりとした隠れ家的な雰囲気が良きです♪
今回は『べらみ』の魅力が堪能できる「おまかせコース(5,500円・税込)」(前日までの予約制)をいただきました。※アラカルトで気軽に楽しむことも可能です!
コースの最初に出されるのは同店の料理の柱である“お出汁”。その日に仕込んだカツオの一番出汁で、ほぼすべてのメニューに使用されています。上品な味わいのお出汁をお猪口サイズの湯呑でチビチビとやるのがたまらない!
お次は前菜。日によって異なるメニューが4品提供されます。本日の1品目は「トマトの土佐酢ジュレがけ」でした。一番出汁で作る土佐酢のジュレはまろやかな酸味が心地よく、トマトの甘さを引き立てます。
こちらは2品目の「小松菜と厚揚げナッツバター和え」。口の中いっぱいに広がるピーナッツの濃厚な風味に小松菜の清涼感が合わさってちょうどよいお味に。
3品目には同店の料理人・大堀さんイチオシの「BORIの本気の里芋の唐揚げ」が登場。湯がいた里芋をつぶし、形を整えて油で揚げるという手間のかかった一品で、噛んだ瞬間、ふわふわの中身がトロリとあふれ出ます!
4品目は「安納芋のナッツクリチー」。外はカリッと中はホクホクの安納芋の甘さをクリチーの酸味が際立たせます♪
「お造り」は炙り鰆、鯛の昆布締め、〆鯖の3種類。どれも丁寧な仕事が施されており、大変おいしかったです。
筆者のイチオシは〆鯖!凝縮された鯖の旨みが堪能できて、お酒が進むこと間違いなし。
すりつぶしたれんこんに細かくカットしたれんこんを混ぜ込んだ「揚げれんこん饅頭」は、ふわふわ+シャクシャクのダブル食感が楽しい一品。
揚物の「舞茸の豚ロール天ぷら~山椒塩で~」は、噛むたびに肉厚な舞茸の旨みがあふれ出ます。
メインの前には「箸休め」も。今回はさっぱりとした酸味が心地よい「牛蒡のパリパリ漬け」。
こちらがメインの「六甲和牛のすき焼き風温玉」。鼻孔をくすぐる芳醇な出汁の香りがたまりません。
割下の甘さは控えめで、一番出汁の旨みがしっかりと感じられます。最初はそのままいただき、途中、ぷるぷるの温玉を絡めて食べると、卵黄のコクがプラスされて二度おいしい!
〆にいただけるのは、しっとりなめらかな油揚げから出汁の旨みがじゅわりと染み出してくる「おいなりさん」と、お腹が落ち着く「あさりそば」。特注された清水焼の器も素敵です。
コースを締めくくる甘味の「焙じ茶アイス」は、“お茶そのもの”のようなみずみずしい味わいに驚きました。
趣向を凝らした料理の数々に心もお腹も満たされ大満足♪和食に合う日本酒も豊富に取り揃えられているので、ぜひ合わせてお楽しみください。
詳細情報
- オープン日
- 2022年10月18日(火)
- 場所
- 御厨 べらみ
(神戸市中央区雲井通3丁目4-8)
GoogleMapで探す - 営業時間
- 16:00~22:00
- 定休日
- 日曜日
- TEL
- 070-9026-0350