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ユニークな土との対話方法、植松氏の創造の世界

兵庫陶芸美術館 2020年度著名作家招聘事業×テーマ展 「植松永次展-土と火」

兵庫陶芸美術館(丹波篠山市)で2月21日まで、2020年度著名作家招聘事業×テーマ展 「植松永次展-土と火」が開催されています。特別展『ひょうごゆかりの古陶磁-丹波焼・三田焼・王地山焼-』と同時開催。
 《森のダンス(部分)》 2016 撮影:安藤郁子 《森のダンス(部分)》 2016 撮影:安藤郁子
兵庫陶芸美術館では、国内外で活躍する著名な作家を招聘し、若き作り手たちに刺激を与えるとともに、幅広い人々により深く陶芸に親しんでいただくため、2006年より「著名作家招聘事業」を実施。第15回となる今回は、土と火を素材としながら、彫刻にも陶芸にも括りきれないような独創的な作風により、現代美術の領域からも注目を集めている作家・植松永次氏をピックアップ。

神戸市に生まれた植松氏は、1970年代初め頃に東京の専門学校で油絵やドローイングを学びますが、やがて自然の材質に惹かれ、より根源的な造形を求めていくうちに、大地とじかに繋がる「土」という素材に魅力を感じるようになります。「何かを作るとか、表現する事ではなく、土を手に、押したり叩いたりして、手と目で土の表情を感じ、質を確かめる」という行為から、自ずと生まれ出ずるかたちをテーマに制作を開始。1975年に滋賀県甲賀市信楽町に移住し、製陶工場で勤務する傍ら、自らの創作活動を深めていきます。
(左)《子供の好きな時間》 1987(右)《痕跡の入れもの》 1975 (左)《子供の好きな時間》 1987(右)《痕跡の入れもの》 1975
植松氏の作品には、いつも印象的な言葉が添えられます。飄々(ひょうひょう)と、しかし、鋭い視線で世界を見つめながら、今自身が拠って立つ場所で、周囲の自然と呼吸を合わせながら生きていくこと。そして、そこで見たり、聞いたり、感じたりしたものを、土と言葉とでささやかに創出していくのが、植松氏の創造の世界なのです。本展では、そのユニークな土との対話方法から、「土で表現すること」の意味を再考し、その新たな可能性を示唆するところを探ります。

詳細情報

期間
2020年12月12日(土)~2021年2月21日(日)
場所
兵庫陶芸美術館
(丹波篠山市今田町上立杭4)
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時間
10:00~18:00  ※入館は閉館の30分前まで
観覧料
特別展『ひょうごゆかりの古陶磁-丹波焼・三田焼・王地山焼-』の料金に含まれます

一般 600円、大学生500円
高校生以下無料
休館日
月曜日、12月31日(木)、1月1日(金・祝)
※ただし、1月11日(月・祝)は開館し、1月12日(火)は休館
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Kiss PRESS編集部:松田

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