「女性に対する暴力をなくす運動」を神戸市内で実施

『パープルリボンキャンペーン2018』神戸市

　神戸市が『パープルリボンキャンペーン2018』を11月25日まで実施している。

　同キャンペーンは、配偶者やパートナーからの暴力など女性の人権を侵害する暴力の根絶を訴える「女性に対する暴力をなくす運動」で、神戸市では定期的に行っている。また、子どもがDVを見聞きする「面前DV」は児童虐待の1つにあたるとし、DVと児童虐待は密接に関連するため、今回は子どもへの虐待を防止する「オレンジリボンキャンペーン」ともコラボして一体的に啓発を図る。

　期間中、神戸大丸店やダイエー神戸三宮店などに啓発コピーと相談先を印刷したトイレットペーパーを設置する「トイレットペーパー作戦」をはじめ、パープルリボンキャンペーンのシンボルカラーであるパープル（紫色）に神戸ハーバーランドのumie MOSAIC大観覧車やBE KOBEモニュメントなどの市内施設をライトアップし、女性に対する暴力の根絶を呼びかけるキャンペーンなどを実施。そのほか、「パープルリボン＆オレンジリボン」コラボ企画として、市内のイオン店舗で店内に紫色の商品を集めたコーナー「むらさき屋」と、オレンジ色の商品を集めたコーナー「オレンジショップ」を設置するなど、幅広い啓発キャンペーンが行われる。

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