親子で楽しめるハートフルな映画

神戸アートビレッジセンター『秋の子ども向け特集上映』神戸市兵庫区

　神戸アートビレッジセンター（KAVC／神戸市兵庫区）で9月21日から24日まで『秋の子ども向け特集上映』が開催される。

　上映されるのは、児童文学「長くつ下のピッピ」「ロッタちゃん」などで知られるスウェーデンの児童文学作家アストリッド・リンドグレーンの「わたしたちの島で」を原作に映画化した『なまいきチョルベンと水夫さん』と、ベルギーの絵本作家ガブリエル・バンサンの代表作「くまのアーネストおじさん」シリーズを映画化した長編アニメーション『くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ』の2作品。親子一緒に楽しめるハートフルな作品を4日間限定で上映される。

＜なまいきチョルベンと水夫さん　ストーリー＞
スウェーデンのウミガラス島。大きな笑顔と大きなお尻、ときに大人もたじたじとなる少女らしからぬ少女チョルベンは、愛犬”水夫さん”といつも一緒。ある日、チョルベンは漁師からアザラシの赤ちゃんをもらう。モーセと名付けたそのアザラシを、友だちのスティーナやペッレと一緒に飼い始めるが、モーセに夢中のチョルベンに愛犬の水夫さんは寂しそう。そんなとき、一度はチョルベンにあげたアザラシが高値で売れると知った漁師は、チョルベンたちから奪い返そうとし、さらには水夫さんがある事件に巻き込まれ…。

＜くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ　ストーリー＞
ずんぐりと太ったくまのアーネストおじさんは、地上に住み、いつもお腹を空かせている貧乏なクマ。気難し屋だけれど心優しい音楽家の彼は、ある日ゴミ箱をあさっているとゴミ箱の中で眠っているかわいいねずみの女の子セレスティーヌを見つける。次第にふたりの間には不思議で、あたたかく、恋人のような親子のような友情が芽生え、お互いが大事な存在になっていく—。

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