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プロフィギュアスケーター・浅田真央『サンクスツアー』についてインタビュー

長らくフィギュアスケート界の中心として活躍し、2017年に惜しまれつつ現役引退したプロフィギュアスケーターの浅田真央さん。数々の輝かしい実績を残した浅田さんはその演技だけでなく、人柄や屈託のない笑顔で国民を魅了し、その人気から今も様々なメディアに引っ張りだこ。今まで応援してくれたファンへ感謝の気持ちを込めて全国をまわる『浅田真央サンクスツアー』を2018年より実施しており、2020年最初の公演が来年1月11日と12日に大阪で開催される。同ツアーに込めた想いや見どころについて話を聞いた。

引退しても滑れる喜び、幸せを感じています 

―現役を引退した翌年からはじまった「サンクスツアー」。今年は全国23会場で開催されています。
サンクスツアーは、私が現役時代に滑ってきた曲を18曲選んで、私とゲストスケーターが交互に繋いでいくアイスショーになっています。「スケートリンクのある地域は全て行きたい」という想いで始めたのですが、1年目は11ヶ所だったんです。それからどんどん会場が追加されて、まさかこんなに長い期間できるとは思っていなかったので、引退しても滑れる喜び、幸せを感じています。そして、サンクスツアーをやっていく中で、引退してもたくさんの方が私の演技を見たいとリンクに足を運んでくださってるんだなと思うと、とても嬉しいですね。東京や大阪といった大都市で行うアイスショーと違って、いろんな地域で開催しているので子どもからお年寄りの方までお客さんの層が幅広い印象です。これからもサンクスツアーを通して、いろんな方に私の演技や、スケート自体を楽しんでもらいたいです。

心からスケートを楽しめて
好きな気持ちが溢れてくる

―2020年の一発目が関西、大阪公演となります。
大阪にはアイスショーで毎年来ているのですが、サンクスツアーは今回が初めてなので楽しみです。大阪の皆さんはノリがいいですし、すごく盛り上がるのではないかなと思っています。引退試合と、引退して一番最初に滑ったのが大阪だったので思い入れのある地でまた滑ることができて嬉しいです。今回の東和薬品RACTABドーム(旧なみはやドーム)はすごく大きい会場なので今からワクワクしています。テレビでは感じられないような音で楽しめるのも魅力だと思います。

―地域によっては小さな会場もあり、今までのアイスショーよりお客さんとの距離が近いのでは?
そうですね。遠い席のお客さんからでも私たちの表情がきちんと見れる距離なので、私からもしっかりと見えています。リンクの中にも席を作っているので一番前のお客さんは氷が飛んできたり、私たちの声が聞こえたり、風も感じられるんじゃないかなと思います。試合の時や、現役時代に11年毎年出演していたアイスショー「THE ICE(ザ・アイス)」とは全く違うので、また違った滑りを見てもらえると思いますし、1時間半ノンストップなので私が盛りだくさん出てきます(笑)。ほかのアイスショー以上に皆さんに満足してもらえるんじゃないかなと思っています。じっくり見てもらったり、声を出して盛り上がってもらったり、それぞれの見方で楽しんでもらえれば嬉しいです。「今日のお客さんはすごく声を出してくれるなぁ」とか思いながら滑っている時もあります。サンクスツアーでは選手の時とは違って、自分の気持ちを解放しながら滑ることができて、心からスケートを楽しめて、スケートを好きな気持ちが溢れてきます。それを見てくださっているお客さんの笑顔で作られる会場のあたたかな空気、試合では感じられないような空間になるのが好きです。あと、沖縄の焼きてびちとか各地のおいしいご飯をいただくこともサンクスツアーの楽しみになっています。

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